「感情を感じない」という問題をどのように統合するか?

特徴10
トラウマを負った子供時代から自分の感情を押し込めてきたから、自分の感情を感じたり表現したりできなくなった。(否認)

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1.感情を感じないとはどういうことか?

ACにとって特徴的であり、また一般的であるのが「感情を感じることができない」という問題です。
たとえば、どこで笑ってよいか分からない、他の人が「何であんなことを言われて怒らないのか?」というようなことに対しても「あそこは怒るべき場面だったのか?」という感じです。
悪く言うと昼行灯(ひるあんどん)のような心理状態です。

2.感情を感じなくなった原因とは?

こうなった原因は原家族での生育歴に由来しています。
感情を感じない原因の一つは、体験を抑圧して思い出さないようにしていることです。
そもそも体験を思い出さなければ、それに付随する感情も感じないのは当然です。

3.どうしたら感情が戻ってくるか?

①仲間の分かち合いをお伺いすることによって。

「これを言ってはならない。あの秘密を話してはならない」という家庭で育った者にとって、自由に語ることは出来ない相談です。
そんな者にも禁止規定を解除する方法があります。

それはミーティングで語られるメンバーの体験談に耳を傾けることです。
「こんなひどいことをされたのか!」とか「さぞ、おつらかったでしょう」という感想を持つことによって、自分のうちに封印している同じような経験を思い出すことができます。

封印していた体験が思い出されれば、それに付随する感情も当然よみがえってきます。

②インナーチャイルドと会話することによって。

インナーチャイルドとは自分自身のことです。
ACには自分自身と会話する習慣が乏しい方が多いようです。

ありのパパもテレビドラマなどで主人公が鏡に向かって自分自身と対話しているシーンをみて、「いったい何をしているのだろう?皆目(かいもく)見当(けんとう)がつかない」と思っていました。

それがカウンセリングを勉強して、「人が病気になるのは自己一致していないから」であることを学びました。
自己一致とは自分ともう一人の自分である自分自身が一致しているということです。

この理論を学んで、ありのパパは途方に暮れました。
それでも一歩一歩自分自身との対話を進めていきました。

はじめのうちは何度呼びかけても音無しでした。
それはそうです。何十年も無視し続けていたのに、手のひらを返したように「自己一致しようね~」などと言っても反応するはずはないのです。

でもそのうちにポツポツと本音を語ってくれるようになりました。

私「神はあなたは愛しておられる」
自分自身「それは知ってる」

私「私もあなたを愛している」
自分自身「それは初耳(はつみみ)だ」(笑)

こんな具合ですが、文字通り一歩一歩自分自身との調和を心がけて一日を生きるようにしています。

③霊的目覚めを得ることによって。

12ステップに取り組みさえするならば与えられると約束されている霊的目覚めを得ると、確かにある程度感情が戻ってくるのを感じます。

4.感情を感じるのは、どのくらいまで可能?

ここでも「変えられないものは受け入れる落ち着きを、変えられるものは変えていく勇気を、そして二つのものを見分ける賢さを」与えられるように祈ることが必要です。

何が変えられないもので、何が変えられるものかは人によって違います。

ありのパパの場合ですと、怒りの感情の爆発という問題を抱えていますから、怒りの感情を感じようとすることは御法度(ごはっと)です。

そんなことしたら大変なことになります(笑)。
これはありのパパにとっては「変えられないもの」に当たります。

ほかの感情はどうでしょうか?
泣くという感情は大分戻ってきました。

笑うという感情は、おかしさに対しては反応できますが、喜ぶということに関してはまだ反応しきれないところがあります。

ありのパパにとっての「変えていけるものは変えていく勇気」はどうやら喜ぶという感情のようです。

〇さて、あなたにとって回復させていくことのできる感情とは一体なんでしょうか?

◎皆さんの中にも「私は自分自身などという者が存在することさえ知らなかった」という方がおられるのではないでしょうか?
もしおられましたら、ご一緒に自己一致の道を歩ませていただきたいものです。
平安と祝福を祈っています。

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