壺(つぼ)を買わさせる神と、回復させてくださる神

ある方がこのように言われました。
「『神』って聞くと、反射的に『壺(つぼ)を買わされる』と思っていた。しかし人生が思うようにならなくなって、はっきり分かったことは『自分以外の力に頼るしかない』ということだった」

今日はこの問題を皆さんとご一緒に考えます。

スポンサーリンク

1.問題のありかが分かれば、解決もおのずと明らかになる

ステップの1と2はセットになっていると教えられています。
その意味は問題の原因が自分の無力であることを発見したら、当然のこととして解決は自分以外の「自分を超えた力」ということになるからです。

家が雨漏(あまも)りする原因が屋根にあると発見できたら、解決は屋根を修理することだと結論が出ます。
屋根に原因があると分かっていながら、屋根以外のものを修理しようとする人はおりません。

2.心の世界の分かりにくさが問題解決を困難にする

しかし心の世界の問題となると、そうはいきません。
無力であると言いながら、自分で何とかしようとする人々が後を絶ちません。

これは見当外(けんとうはず)れも甚(はなは)だしいことであっても、心の世界が目に見えないためです。

そうは言っても、このような理解をなかなか持つことができないのが私たちではないでしょうか?

謙遜さの証のように「私は無力なんです」と言う方もおられます。
そのような方に「本当にお前は無力だな。仕方ないな!」などと言おうものなら首を絞められます(笑)。
それはお腹のなかでは自分が無力だなどとはちっとも思っていないからです。

3.苦しみに出会ったことは私にとって幸い

そのような意味で、依存症になった人は幸いです。
なぜなら「自分が無力であること」を確かに認めざるを得ないからです。

「あれをやってみたがダメだった。これもやってみたがやはりダメだった」という体験が、自己の無力を認めるための強力なストッパーになります。

4.嘘をつく生き方を手放すとは?

ステップの2の生き方は、嘘を手放す生き方でもあります。
ここでいう「嘘を手放す」とはどういうことでしょうか?
それは大丈夫でないのに「大丈夫だ!」と他人にも自分にも嘘をつき続けた生き方を止めるということです。

例えば、ある人が建前だけで生きてきて、そのような生き方からくるストレスを嗜癖(しへき)によって解消する人生を生きてきたとします。

そのような生き方を長期間続けると、人は必ず依存症になります。
どんな依存症になるかは、その人が行ってきた嗜癖によります。
アルコールによってストレスを解消していた人はアルコール依存症に、ギャンブルによって解消していた人はギャンブル依存症になります。

5.永続的な回復と成長のために必要なこと

嘘をついて生きる人生をやめるには順番があります。
まず第一に気づくことです。
第二に棚卸しによって自分の短所に気づくことです。
第三に明確に理解した自分の性格上の欠点を神に取り除いていただくことです。

ありのパパの短所は恐れと不正直です。
恐れと不正直のゆえに、そうすべきでないと心のどこかでは分かっていた間違った対応をとりました。
その結果、人々との間にトラブルが起きましたが、同時に自分自身との間にもトラブルが起きました。

そのトラブルがストレスとなり、それを解消するための嗜癖が依存症へと移行しました。

原因をはっきりと理解することができれば、解決も明らかになります。
それは恐れを手放し、不正直な生き方を改め、自己一致した生き方を志すことです。
そしてそのために、自分なりに理解した神の配慮に自分の意志と生き方を委ねる決心をするのです。

◎ここに書かれてあることを厳格に実行されるなら、それがどんな問題であっても必ず解決することができます。
ともに励んでまいりたく存じます。
平安と祝福を祈っています。

スポンサーリンク