楽に生きたいならランドリーリストを統合せよ!

洗濯物リストはACの強迫観念の内容とも言えるものです。
今日は皆さんとご一緒に洗濯物リストをどのように取り扱えばよいのかを考えます。

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1.強迫観念と渇望現象

通常、強迫観念は肉体面での渇望現象とセットになっています。

アルコール依存症ならば、「最初の一杯の狂気」と呼ばれるものが精神面での強迫観念となります。
「最初の一杯の狂気」とは飲んではいけないと分かっているにもかかわらず見え透いた言い訳を自分にしてしまうことです。
ビックビック(12ステップの教科書に当たるもの)にはミルクにウィスキーを一滴垂らすだけなら問題ないだろうと考えた人の話が載っています。

肉体面での渇望現象とは一杯目を飲んでしまったら二杯目・三杯目を飲まないではいられないことです。

12ステッププログラムは肉体面での渇望現象には効果がありません。
ただ精神面での強迫観念に対して効果があるのみです。
しかし最初の一杯さえ飲まなければ問題は起きないわけですから、当然のこととしてフォーカスを精神面での強迫観念に合わせることになります。

2.ACの強迫観念とは?

ところでACには強迫観念はあっても渇望現象はないとは、どのような意味でしょうか?
それはたまたま嗜癖(しへき)・依存するものがない状態を指すだけだったりする場合もあります。

ありのパパはテレビを見始めると何時間でも見てしまいます。
それでテレビを捨ててしまいました。
自由意志でテレビを見ているのならば本人の自由であり問題はありません。
しかし見たくないにもかかわらず何時間でも見てしまい、仕事や日常生活に支障がでているなら、それは依存症を疑わなければなりません。

このようなわけでACには強迫観念だけがあり、肉体面での渇望現象がないというのは、たまたま肉体面での渇望現象がないのに過ぎません。
うかうかしていると、すぐにも嗜癖・依存にハマってしまう危険をACは持っています。
要するにACとは依存症の温床・苗床(なえどこ)ということです。

3.洗濯物リストを統合する

どうしたら嗜癖・依存の苗床にならずに済むでしょうか?
畑を耕(たがや)す目的は土を空気に触れさすことであるように、ACも心を耕すことによって空気の流れをよくし、依存症が発生しないようにできます。

①短所と洗濯物リストの取り扱い方の違い

短所ならば取り除くものですが、洗濯物リストは強迫観念ですから取り除くことはできません。
ステップの1で私たちが無力を認めたのは、精神面での強迫観念と肉体面での渇望現象に対してです。
もし取り除くことができたら、私たちは無力ではなくなってしまいます(笑)。

治るとは強迫観念そのものが取り除かれてしまうことです。
それに対して回復するとは強迫観念はなくならないが、強迫観念にスイッチが入らないようになることです。
ですからACの強迫観念である洗濯物リストへの対処方法は、洗濯物リストにある事柄に対してスイッチが入らないようにすることです。

②どの特徴から取り組むのがよいか?

やり方は13の特徴のうち、ご自分が腑(ふ)に落ちたものから取り組むようにします。
当たり前ですが「自分にはこの特徴は当てはまらないな」と感じるようなものを選んではなりません。
「確かにこの特徴は自分のことを言っている」と感じられるものを選ぶことです。

たとえばありのパパは6番目の過剰な責任感と12番目の病的な見捨てられ不安に現在取り組んでいます。
なぜこのふたつのものを一緒にやるかといえば、それは「過剰な責任感の裏には病的な見捨てられ不安がある」ことに気づきを与えられたからです。

③具体的なやり方

見捨てられ不安の奥にあるのは「恐れ」です。
それでいったん何かを初めてしまうと止めることができません。
この特徴のスイッチが入らないためには幾つかの方法が有効です。

普通の人なら、おしゃべりしていて適当な時間になったら自然に「ここでおしまい」になります。
しかし、ありのパパには病的な見捨てられ不安があるため「どこでおしまいにすればよいのか?」と迷ってしまい、結局最後まで居残ってしまうことになります。

そうならないためには、あらかじめ時間を決めておきます。
できたらスマホのアラームをセットしておきます。
時間が来るとズボンの中でスマホが振動して、時間が来たことを教えてくれます。
そうしたら「さようなら」と言ってお別れします。

もう一つの方法は一日のスケジュールを決めておくことです。
「今日もひまだな~」なんて思っていたら、見捨てられ不安に簡単にやられてしまうことでしょう。
「今日はこれをやって、あれをやる。だからこれに掛けることのできる時間は○○分だ」ということが分かっていれば、見捨てられ不安のスイッチが入りにくくなります。

④一つの特徴にどのくらいの時間をかけるべきか?

思考習慣は定着させるのに六ヶ月かかると言われています。
それで半年の期間を当てることにしています。
その期間は13の特徴のうちのひとつだけにフォーカスします。
(特徴のあらわれがセットになっている場合は複数も可です)

◎ほかの特徴で「私はこのようにして統合作業を行っている」というのがありましたら、是非コメント欄に書き込んでください。
参考にさせていただきます。
平安と祝福を祈っています。

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コメント

  1. ハウスウォッチャー より:

    ありのパパさん おはようございます。
    ハウスウォッチャーです。

    「12ステッププログラムは肉体面での渇望現象には効果がありません。
    ただ精神面での強迫観念に対して効果があるのみです。」とはどいうことでしょうか。
    渇望現象にも、12ステップは有効だと思っていたのですが。
     また、「ステップの1で私たちが無力を認めたのは、精神面での強迫観念と肉体面での渇望現象に対してです。」ともあることと、どのように整理付けしていけばいいのか、どうも、初心者でまだよく合点がいかないのですが。お教えください。

    • ありのパパ より:

      おはようございます、ハウスウォッチャーさん。
      コメントをありがとうございます。

      良い質問をしてくださり、ありがとうございます。
      これでブログ記事がひとつ書けます(笑)。
      記事の準備ができましたら、このコメント欄からお知らせします。
      しばらくお待ちください。

    • ありのパパ より:

      こんにちは、ハウスウォッチャーさん。
      明日(2015/08/20)の当ブログに『「渇望現象に12ステップは効かない」とはどういうことか?』というタイトルでハウスウォッチャーさんへの私なりのお答えを掲載いたします。
      お読みくださり、またコメントなどお書きくだされば幸いです

      よろしくお願いします。

    • ありのパパ より:

      こんにちは、ハウスウォッチャーさん。

      明日(2015/08/20)の当ブログに『「渇望現象に12ステップは効かない」とはどういうことか?』というタイトルでハウスウォッチャーさんへの私なりのお答えを掲載いたします。
      お読みくださり、またコメントなどお書きくだされば幸いです

      よろしくお願いします。