自分の無力を忘れないために共同体は必須の存在です。

今日は皆さんとご一緒に「共同体に参加することによって得られる助けとは何か?」を考えます。

スポンサーリンク

1.依存症における問題は何か?

依存症には精神面での強迫観念と肉体面での渇望現象があります。
この二つが依存症における問題です。

では問題の本質は何かというと、それは私たちが無力であるということです。

これに対する解決は「自分を超えた大きな力」です。

そして解決策は共同体によって与えられる「助け」と12ステップに取り組むことによって実現されると約束されている「霊的目覚め」の二つです。

2.自分が無力であることを忘れない

ソブラエティー(しらふ)を保っていると、段々と酒を飲まないでいることがノーマルな状態になってきます。
これはある意味では当然のことです。
しかし心の中で「自分の力で飲まないでやっていくことが可能だ」と思うようになったらソブラエティーは破綻寸前のところにあると言わなければなりません。

なぜなら、これは事実とは異なるからです。
いったん依存症になったら決して治ることはないというのが事実です。
あるのは回復だけです。
回復とはただ単に嗜癖(しへき)が止まっている状態に過ぎません。
ここを勘違いすると致命的な命取りになります。

3.共同体が与えてくれる助けとは?

一人っきりでソブラエティーを維持していると、どうしても「自分の力」でソブラエティーを守っていると勘違いしがちです。

これに対して共同体に参加している場合は定期的にミーティングに初心者が参加します。
彼らは涙ながらに依存症との戦いにやぶれた自分の惨めさを語ります。
その話を聞くオールドカマーは、これによって自分もまた無力であることを再確認します。
このようなわけで回復をした人々がサービスをするのは究極的には自分のソブラエティーを維持するためだとも言えます。

◎私たちは「ある人々のように一緒に集まることをやめたりしないで、かえって『かの日』が近づいているのを知ってますますそうしようではありませんか」(聖書)とあるように、生涯を通してミーティングに出席し続ける者でありたいものです。
平安と祝福を祈っています。

スポンサーリンク