無限に成長するための五つの秘訣

(ステップ10~12)

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1.真の問題は何か?

本当の問題は何なのかを突き止めることが大切です。
実はご自分が「何に困っているか」ということが分かっていない場合が多くあります。

たとえばアル中は「飲んでも大丈夫」という嘘・真実でないことを信じています。
薬中は「誰にも迷惑掛けてない」と寝言のようなことを言います。
買い物依存の方は「私はストレス解消の手段がこれしかないから」と言い訳がましく言いますが、買い物自体がストレスの原因になっていることから目をそらしています。

これが依存症と(疑似依存症と言われる)ACの特徴です。
皆様方はいかがでしょうか?

2.信じる能力は誰でも持っている。

人間の意志はとても大きな力を持っています。
地球上に存在する多くの物は人間の力によって作られました。

しかし私たちの真の問題は、このような大きなことを成し遂げることのできる意志の力をうまくコントロールできないところにあります。

本来は神の力によって自分の意志をコントロールさせるべきだったのです。
キリスト者であっても、自己意志を神にコントロールさせていない方が多くおられます。
その理由は、神にコントロールしていただく方法を知らないというところにあります。

強迫観念は決して無くなりません。
何年経とうと決して無くなりはしない強迫観念を神に委ね続けることを教えているのがステップ3というわけです。

3.日々の棚卸しの目的は何か?

それは元に戻らないためです。(バックスライド)
ステップ10まで取り組むと強迫観念が止みます。
アル中ですと、いつのまにかアルコールの問題が取り除かれているのに気づきます。
アルコールの問題そのものと戦うのではなく、自分の内面を変える取り組みをしていくときにアルコールの問題が取り除かれます。
ですから「こんなことをして何になるんだ!」と思うことがあっとしても疑わず日々の棚卸しをお続けになることです。

4.捧げたものが良きものとなって戻ってくる

ステップの11はステップの3とセットになっています。
ステップの3で自分の意志を神に明け渡すと、ステップの11で神の意志が示されるようになります。

その神の意志を受け取る方法が祈りと黙想です。
日中にスポットチェック(日々の棚卸し)を行い、夜寝る前には黙想を行います。

〇黙想とは心を空っぽにすることではなく、真剣に考えることである。

5.どうやってメッセージを伝えるか?

まず問題を分かち合います。
解決策を提示するのはその後です。

常にステップの1と2を関連づけて話をすることが重要です。
そうすると相手の興味と関心を引くことが出来ます。

6.12ステップの落とし穴に気をつける。

自分はエゴイストではないと大抵の人は思っています。
しかし自分は「かわいそうな被害者」であるという立場から抜け出すことが回復と成長にとって大切なことです。

断酒会ですと、アル中の家族の方も出席されます。
そして家族がアルコール依存によってどれだけ苦しめられたかを話すのをじっと聞きます。
このことによって自分は加害者でもあったことに気づきます。

これに対して当事者のみの参加に限定される12ステップグループは自分がどれだけ苦しんだかという被害者性だけが当然のように強調されがちです。

ACにしても家族に迷惑を掛けた部分は必ずあるものです。
それにもかかわらず自分は100%の犠牲者であり被害者なのだと思い込んでしまう危険があります。
しかしそんな100%の犠牲者など、どこにもいません。

〇被害者意識から加害者性をもっていたことに気づいていくことが回復と成長のためには必須です。

◎無限に成長する秘訣、それは自分の嘘を見破ること、日々の棚卸しを続けること、祈りと黙想を行うこと、メッセージを他の仲間に伝えること、被害者意識から加害者意識へと移行していくことの五つであるようです。
平安と祝福を祈っています。