インナーアダルトとインナーチャイルドを育て直すたった一つの方法

        

1.インナーアダルトとは何か?

インナーアダルトは文字通り「内なる大人(成人)」を指しています。
AC(アダルトチルドレン)の問題の一つは、このインナーアダルトが十分に成熟していないところにあります。
これが他の人から「子供っぽい」「対応が未熟である」などと言われる原因になっています。

2.インナーチャイルドとは何か?

これも文字通り「内なる子供」を意味しています。
ACは子供時代に十分な養育を受けていなかったり(養育放棄)、虐待を受けていたりします。
このような家庭を機能不全家族と呼びます。

このような家庭で育った子供たちは生き残る(サバイバル)ことが全てであり、十分に愛されるなどは夢のまた夢でしかありませんでした。
そのため安心と安全が確保できる成人になってから、改めてインナーチャイルドを育て直していく必要があります。

        

3.大人&育て直し

大人の自分を育て直していくとは、どのようなことかがお分かりになったと思います。
それは即ちインナーアダルトとインナーチャイルドの育て直しです。

4.なぜ育て直す必要があるのか?

一つは見捨てられ続けたあなたの中の幼子は寂しく悲しく悲鳴をあげています。
これが病的な見捨てられ不安の原因です。

アダルトチルドレンの問題リストの12番目

もう一つは子供時代のあなたは効果的な解決手段を持っていなかったため、感情を感じないという方法でしか子供時代を生き延びることが出来ませんでした。
大人になった今でも、緊張を強いるような場面に出くわすと、感情を感じなくするという昔のサバイバルの方法を無意識の内に行っているということはないでしょうか?
これが感情の否認とか抑圧と呼ばれるものです。

アダルトチルドレンの問題リストの10番目

5.育て直しの方法

①もう一人の自分である「自分自身」に安心感を与え続けることです。

「あなたは一人ぼっちではないよ。神はあなたを見放さないし、私もあなたを見放さない。決してあなたを諦(あきら)めない」と言い続けてあげます。
これによってインナーチャイルドが育っていきます。
そして病的な見捨てられ不安からも回復していきます。
(ただし、病的な見捨てられ不安が無くなることはありません。ただ病的な見捨てられ不安のスイッチを入れないで生きていくことは可能です)

自己意志だけで本能(これが自分自身です)をコントロールする生き方はうまく行きませんでした。
気が付いてみれば人生が思い通りに生きていけなくなっていました。
それで私たちは12ステップのステップ3で、自己意志だけで本能(自分自身)をコントロールする生き方を放棄して、神の意志と協働して本能(自分自身)をコントロールする生き方を選び取る決心をしました。
これを「親替(おやが)え」と言います。

②「自分」が成長していくことです。

自分が成長していくとは自分が何者であるかを知っているということです。
あなたは他の人に[あなたは何者か?]と聞かれたら、何とお答えになるでしょうか?
ありのパパなら「私は神の子である。神の子とは愛されている存在であるということ。では誰に愛されているかというと、少なくとも二人の人に。一人は私であり、もうお一人は神である]と答えます。

このようにして神(ハイヤーパワー)と私が自分自身を決して見捨てず見放さないという事実を黙想によって味わい続けます。

祈りと黙想の時間にやるのもいいですし、統合作業の時間にやるのも良いでしょう。
ありのパパは統合作業の2番目をやるときに必ず自分自身に向かって「もう自分が何者か分からないなどと言うな。あなたは愛されている存在である。私と神があなたを愛している」と優しく言い聞かせています。

ある方はこのように言われました。「神が私をお見捨てになられないので、私も私自身を見捨てない」

アダルトチルドレンの問題リストの2番目

そうやって「自分自身」を養い続けていくとき、かつてはどのように対処してよいか途方にくれていたような状況に遭遇しても、当たり前のように問題に対処できる自分になっていることに気づくときが必ずやってきます。
これがインナーアダルトが成長したということです。

◎回復と平安を祈っています。

        

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