メッセージを運ぶ

12ステップに取り組みさえすれば実現するとビックブックに約束されていることがあります。(120,121頁)

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1.霊的に目覚めた結果

a.できなかったことが出来るようになった。

b.行動が変わった。

c.感じられないことが感じられるようになった。

d.感情・情緒が変わった。

e.信じられなかったことが信じられるようになった。

f.信仰を持つようになった。

上記のことは『私たちに約束されたこと』として有名です。
これはステップの9までしっかりと取り組み、継続してステップの10の日々の棚卸しをやり、11の祈りと黙想を実践し、12のメッセージを他の仲間に運ぶ奉仕をし続けるならば百日以内に実現されると明記されています。

〇石にかじりついても、何としてもここまでたどり着いていただきたいと願ってやみません。

2.ありのパパの場合

実は12ステップの徹底した学びに入る前に霊的体験を得ました。
この霊的体験を得たとき、お腹の中で「もう12ステップを東京までわざわざ行って学ばなくても良いかな」とバカなことを考えました。

しかし学びに入る直前に、その霊的体験はなくなってしまい、意気消沈のうちに東京まで出掛けていくはめになりました。
今から思うと、これは神様のウィットに富んだお取り計らいであったと考えています。

学びの途中、ステップの5で「もう一人の人」に棚卸し表を見ていただき、自分の性格上の欠点・短所を明確に把握したときが、転機になりました。
自分の短所は単一の性格上の欠点ではなく、複数の欠点によって構成される行動パターンであることに気づけたのが、一番大きかったです。

〇そして気がついたら『約束されたこと』は百日以内に実現されていました。

3.ジョー・マキューの話

12ステップを現代に生き返らせたと言われるジョー・マキューです。
彼は黒人で、しかもアル中でした。
彼が生きた時代は激しい黒人差別が存在する時代でした。
彼はミーティングに参加することにも困難がありました。
12ステップを誰かから個人的に手渡しされることなどは考えられもしないことでした。

それで彼はビッグブックと呼ばれる12ステップの教科書を独修しました。
何回も何回も読んだと言われています。
その結果、気づくと回りの依存症者から「私たちに12ステップを教えてほしい」と請われるようになっていました。

12ステップの生き方を知らないゆえに人種差別があると、ジョー・マキューは考えました。
12ステップの生き方とは何でしょうか?
それはステップの1に書かれている「自分の無力を認める」生き方です。
もし自分の無力を認めていれば、他人を差別するはずはないのです。
なぜなら自分自身の弱さを直視し、そこから逃げない生き方をする人には他者に対する共感と理解・連帯感が生じるからです。
その故に、彼はこの12ステップを人々に伝えようとしました。

時計は時刻を知らせるためにあるように、自分は12ステップを伝えるために生まれてきたと考えるようになりました。
このことこそが人生の目的であると考えるようになったのです。

◎12ステップは生き方のプログラムです。
生きている限り、何らかの問題を抱えてしまうのが私たちです。
しかし人生の苦難は生き方のプログラムを手に入れるための準備段階だと言うことができます。
なぜなら、この苦しみがなかったら決して12ステッププログラムを学ぼうとはしなかったはずだからです。
平安と祝福を祈っています。