ACの回復を『目に見える化』して回復を促進する方法

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①ACは疑似アルコホーリク(パラアルコホーリク)

それはアル中が持つ肉体面での渇望現象はないが、精神面での強迫観念だけを持っているためです。
もう一つはACはアルコール依存に陥る人と精神構造が非常に似通っており、ACはたまたま依存症になっていないだけの人という意味があります。

このACの特徴はACから回復していこうとするときに、大きな障害になります。
物質依存であるアルコール依存や薬物依存なら、酒を飲まない・違法薬物を使わないという明確な基準があります。
行為依存であるギャンブル依存や買い物依存なら、決して賭け事に手を出さない、クレジットカードを使わない、借金をしないという基準があります。
しかしACにはそれに当たるものがありませんから、良くなっているのか、なっていないのか、何年経ってもはっきりしないという何とも情けないことになりがちです。

②ACが回復しているかどうかの明らかな基準とは?

「洗濯物リスト」と呼ばれるACの特徴を述べた一覧表が「明らかな基準」に当たります。

・刺激に嗜癖(しへき)する。
・孤立し、人を恐れる。
・人が怒っていたり、人に批判されると怯(おび)える。
・病んだ見捨てられ欲求。
・被害者視点で生きている。
・共依存
・自分の意見を述べると、罪悪感を持つ。
・自分が救える人を愛する傾向がある。
・感情の否認
・自分を裁き、自己評価が低い。
・関係が切れることを恐れる(見捨てられ不安)。
・行動する人ではなく、反応する人である。

○ACの回復の秘訣は何からの回復なのかをはっきりさせること。

上記の「ACの12の特徴」からの回復がACとしての回復になります。

➂六ヶ月に一つずつ選び、そこからの回復を目指していく

思考習慣が身に付くのは六ヶ月、身体習慣が身に付くのは三ヶ月、行動習慣が身に付くのは一ヶ月掛かると言われています。
ですので一つの特徴を半年ずつ掛けてやっていくのが望ましいやり方です。

それぞれの特徴は当然のことながら繋(つな)がっています。
繋がっているとは、関連づけられているということです。

たとえば「見捨てられ欲求」と「見捨てられ不安」は行動としては正反対のものです。
見捨てられ欲求は、自分からわざわざ見捨てられるように相手に仕向けることです。
見捨てられ不安は、相手との関係が切れることを病的に恐れることです。

これらは現れが異なるだけで、根本は同じものです。
同じ根っこから違う実がなっているのです。
ですから取り扱うときは、これらは連続して取り扱うのが合理的です。

初めに見捨てられ不安を取り扱い、次に見捨てられ欲求にチャレンジします。
病的(強迫的)な行動の軽減を目指して半年を費やします。

④具体的な実践方法

「刺激に嗜癖(しへき)する」を回復のターゲットにするのであれば、自分が嗜癖してしまいがちなものを取り除いてしまいます。

・テレビに嗜癖するのであればテレビに電源を入れない。
・パソコンに嗜癖するのであればパソコンを使わない。
・マスターベーションやポルノに嗜癖しているのであれば、文字通りの禁欲生活を三ヶ月間送る。
(三ヶ月の間は対象になるものを禁欲し、三ヶ月たった後で自然な有り様を考えます)

ポルノに嗜癖している場合は、ステップ1でポルノに対して無力を認めます。
そしてステップ2で神様なら「私たちを健康な心に戻してくれると信じ」ます。
このようにして、ご自分が回復したいと願うACの特徴を一つ選び、無力の対象に当てはめていきます。
あとは通常の12ステッププログラム通りにステップに取り組みます。
『取り組みさえすれば実現する』(ビックブック)

○このようにして回復を『目に見える化』することにより、回復を促進させることが可能です。

◎全てのACが自覚的に12ステップに取り組むことにより霊的目覚めを得て、著しい回復を体験することが出来るようにと祈り願うものです。
平安と祝福を祈っています。

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