決断するステップから行動するステップへ

12ステップの三番目のステップはとても重要な役割を担っています。
というのもステップ1と2は決断するだけのステップであり、ステップ3も同じく決断することがおもな内容です。
しかし、決断のあとに続く行動を指し示しているステップでもあります。

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①ステップの3と11はセット

ステップ3で自分の意志と生き方を自分なりに理解した神の配慮に委ねる決心をします。
そしてステップ11で祈りと黙想を通して自分なりに理解した神との意識的な触れ合いを深め、神の意志を知ることと、それを実践する力だけを求めます。

要するにステップ3で手離した自分の意志と生き方が、ステップ11で神の意志とそれを実践する力として戻ってくるのです。

自分の古い意志と生き方を手離すと、今度は神の意志を自分の意志として生きる新しい生き方が与えられるのです。

②ステップ3から11の間にやるべき三つのこと

それは棚卸しと、自分の性格上の欠点全部を神に取り除いてもらうこと、埋め合わせの三つです。

・棚卸しは自分と自分自身との間にある問題の解決です。
・欠点を取り除いてもらうのは自分と神との間にある問題の解決です。
・埋め合わせは自分と人々との間にある問題の解決です。

この三つの作業を行うとき、ステップ3で手放した自分の意志と生き方が、ステップ11で神の意志とそれを実践する力として与えられます。

ステップ3までやって、後のステップをやらないのは、あたかも新しい服を着せてもらうために今まで着ていた服を脱いで裸になったのに、新しい服を着ないで裸のままでいるようなものです。
このような状態は不正常な状態であり、なるだけ速やかに次の段階に移行する必要があります。
いくら「裸のままは気持ちいいぞ~!」と言っても、現実の世界では風邪を引いてしまうように、心の世界でも裸のままでいれば心が風邪を引いてしまう危険があります。
そのようなことにならないためにも、なるべく速やかに次の「行動するステップ」を踏む必要があります。

③棚卸し表を完璧に書き出せなくてもよい

ステップには「恐れずに徹底してやれ」と書かれてありますが、これは必ずしも完璧にやれということではありません。
たとえばある人は棚卸し表を書くと何百人という人数を棚卸しします。
しかし人数が少なくとも、その棚卸し表から自分の性格上の欠点が何であるかを見つけ出すことが出来れば、それでなんの問題もありません。
問題は人数の多さでなく、自分の欠点を見いだすことが出来るかどうかにあります。

◎平安と祝福を祈っています。