無力だからこそ、力を見いだす必要がある

(ステップ2)

私たちはステップ1で無力を認め、ステップ2で「自分を超えた大きな力」が強迫観念を取り除いてくださると信じるようになりました。

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①治療のターゲットは強迫観念(Obsession)

問題は二つあり、一つは精神的な面での強迫観念であり、もう一つは肉体的な面での渇望現象です。
そして問題の本質はこれらのものに対して私たちが無力であるということです。

これらがお腹の中にストンと落ちれば「準備はOK!」ということになります。

②問題に二つあるように解決策も二つあります

一つは共同体による助けであり、もう一つは12ステップを通して与えられる霊的目覚めです。
そしてこれらの解決策は「自分を超えた大きな力」「自分なりに理解した神」によって与えられます。

気を付けないといけないことは解決が与えられているのは二つの問題のうちの一つだけだということです。
それはすなわち強迫観念に対してです。
残念ながら渇望現象に対しては解決はありません。

よく12ステップグループで言われる言い方に「スイッチが入る」というのがあります。
これは狂気とも呼ばれる強迫観念システムが起動することを指しています。
もしスイッチが入ったら、続けて渇望現象がやってきて私たちの肉体と人生をズタズタにするのみです。
ですから私たちは、ただスイッチが入らないようにするほかはありません。

③ありのパパの感情・情緒問題

ありのパパは怒りの問題を抱えていますが、普段は余りに平安なので「ひょっとして治ったんとちゃう?」などと馬鹿な妄想を抱くことがあります。
しかし一旦怒りが引き出されるような状況や場面に遭遇すると、あたかも全自動システムが作動するかのごとく怒りが引き出されます。
そして心の中で「やっぱり治ってなかったのね(笑)」と一人納得するのです。

そして頭(こうべ)を垂れて「私には出来ない。しかし神にはどんなことでも出来るからである」と祈ります。
この祈り・宣言を三回繰り返して頭を上げると大抵は怒りの波は過ぎ去っています。

④信仰とは理屈を越えて、真実をつかんでいく営み

信じないと言う人々も実は信仰をもっているのだというのはよく言われることです。
どういうことかと言うと、それは自分の理性を信じているのだということです。

しかし自分が無力であるということが問題の本質そのものであると悟った私たちは自分の力・理性を信じることをせず(そんなことをしても徒労に終わることが分かっているから)、自分を超えた大きな力を信じるという決心をしました。

⑤行いの伴わない信仰は死んだ信仰

当然のことながら「信じます」と言うだけだったり、そこに止まっているなら何も起きません。
自分が信じた力が、自分の内にやってきて自分の心を改変してくれるようにしなければなりません。
ただじっとしているだけでは奇蹟は起きません。
まずやってみることが大切です。
自分の信じる力を活用しようと思うなら、やってみるしかないのです。

何をやるかと言えば勿論(もちろん)12ステップを学ぶのです。
12ステップを学ぶことを通してのみ、解決である霊的目覚めを得ることができます。

◎『無力だからこそ、力を見いだす必要がある』
平安と祝福を祈っています。

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