「恐れと不正直は双子の姉妹」というライフハック

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1.性格上の短所とは何か?

12ステップでは主に4つあげられています。

a.利己主義
b.恐れ
c.不正直
d.配慮の欠如

①ありのパパの性格上の短所は恐れと不正直です。

これは棚卸をすることによって自覚することが出来ました。
アダルトチルドレンであるありのパパの棚卸の仕方は非ACの方々とは少々異なります。
どの点が異なるかと言うと、非ACの場合はどんな性格上の短所がトラブルの原因になったかを考えるのですが、ACの場合は虐待によってどんな性格上の短所を刷り込まされたかを見ていきます。

それはありのパパの例で言えば、父親に見境(みさかい)なく殴られることによって、他の人も理由なく突然に自分に危害を加えるのではないかとう恐れを学習させられました。

また母親からは、父が暴力を振るっているとき何故止めてくれなかったのか聞きたかったのですが、子供のゆえにそれを言語化できず、本心を語ることが出来ませんでした。
それが人に対して自分の本音を語ることが出来ず、ただ建前だけで人と交わるという不正直が性格上の短所となりました。

(当然のことながら、虐待の当事者である両親以外の人々とのトラブルについては非ACと同じやり方で棚卸を行っていきます。ACが被害者であったのは両親に対してだけであり、それ以外の人々に対してはむしろ加害者の側面を認識する必要があります。)

②恐れがあると心の脚がガクガクします。

新しい仕事やプロジェクトに挑戦するときに最も障害になるのが、心の中にある恐れです。
ちまたのライフハックでは様々なテクニックによって、この恐れを駆逐(くちく)しようとします。
しかしうまくいくことはありません。
恐れがなくなったように見えても、それは本心を隠しているだけで、一時的になくなったように見えているのに過ぎません。
時が来ると、それは再び姿をあらわします。

③不正直が心に巣くっていると本心を言うことが出来ません。

会社での人間関係が悩みの最上位に常に上がります。
ということは、会社での人間関係さえ解決できれば、人間は何も問題がないということになります。
それにもかかわらず問題は解決されていないように見えます。
なぜならライフハックの常連の中にいつも「どうやって会社での人間関係を円滑にするか」というテーマがあるからです。
もし問題が解決できているのであれば、このようなことは起きようがありません。

2.ライフハックは人の心の奥にある恐れと不正直を無視している。

無視した上で小手先のテクニックでどうしたら勇気ある行動をなすことが出来るか、また本音と建前を一致させることが出来るかを考えます。
多くの人々はこれらのライフハックに飛びつきますが、しばらくするとそれらのものは表面的であって本質的な効果はないことを気づきます。

では永続的な効果があり、比較的短期間で効果を発揮できるプログラムはないのでしょうか?
あります。それが12ステッププログラムです。
12ステップを創案したビル・Wはステップの10までやった人なら劇的な変化が3~4ヶ月の間に現れると言いました。
3ヶ月ですよ!(笑)もちろんステップの10までやった人という条件付きですが。

3.12ステップをやってみる。

①はじめは12ステップの本を読んでみるだけでもいい。

読むことによって12ステップの概要(がいよう)を理解します。
そしてステップの1から3までをやってみます。
やってみるといっても1から3は決心するだけです。
これは一回決心すればそれで終わりと言っているのではありません。
そうではなくこの箇所は常に戻ってくる場所なのです。

②ステップ4の棚卸をやってみる。

はじめに自分が恨んでいる人(物・グループ・制度・考え方)のリストをズラ~ッと書きだします。
次に何をされたので恨んでいるかを、これまたズラ~ッと書きだします。
三番目には自分の基本的欲求のうちの何が傷ついたのかを書き出していきます。
基本的欲求には、感情的安全、物質的安全、人間関係、プライド・自尊心などがあります。
四番目に、これらのものは自分の中のどんな性格的な短所が原因だったのかを考えていきます。
性格的短所には、利己主義、恐れ、不正直、配慮の欠如があります。
コツは一人の人について1番から4番までやるのではなく、はじめに名前だけズラ~ッと書く。
次に名前の横にズラ~ッと恨んでいる理由だけを書いていくというようにやっていくことです。

恨みが終わったら、続けて恐れている人(物・グループ・制度・考え方)、性的な振る舞いで迷惑をかけた人、その他の問題とやっていきます。
これらが終わるころには自分の性格上の欠点が明確に分かるようになっています。

③自分が抱えている問題にふさわしいミーティングに参加してみる。

②でステップ4の棚卸をやってみると書きましたが、現実にはこれを一人でやるのは不可能に近いと思います。
やって出来ないことは確かにありませんが、無駄に時間が掛かりますし、的外れになっている危険もあります。
出来るなら12ステップミーティングに参加なさることをお勧めします。

4.恐れと不正直以外の組み合わせもある。

たとえば利己主義が原因の不正直です。
この場合は自分に都合がよいように様々なことに対して不正直になった結果、人間関係のトラブルが起きたということです。
また配慮の欠如が原因の不正直もあり得ます。
配慮が足りなかったことが明らかになったとき、お詫びせず却って居直ったことがトラブルの原因になった場合がこれに当たります。
これらのケースは別の日に考えてみたいと思います。

◎自分の性格上の短所を神に取り除いていただく準備が整うと、心に静けさが与えられます。
この心の静けさは下手なライフハックを千個やるよりも効果があります。
ありのパパ自身がその証人です。
祝福と平安を祈っています。

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