どうしたら救いを受け入れることが出来るか?

今日はさくらさんからご相談をいただきました。
「心の傷が理由で神の救いを受け入れることが出来ないが、どうしたら良いか?」というご相談です。
このブログをお読みくださる方々の中にも同じような方がおられないでしょうか?
そのような方はご自分のこととしてお読みくだされば幸いです。
またご自分がこのような相談を受けたら、どのように答えるだろうかと考えながらお読みくださればなお幸いです。

(以下相談内容)

はじめて相談させていただきます。
私には悩みがあります。
クリスチャンになっても癒されることがないんです。

心が痛くて痛くて張り裂けそうです。 
”救われたのか?”わからないです。
”イエスを通して神の子として生まれ変わったのか?” わかりません。
ここを受け入れようとすると、いつもいつも母から言われ続けて来た”前世は売春婦で、来世は売春婦で現世の未来は売春婦になる顔をしてる”と 何万回言われたか分からない言葉を忘れることができません。 

神様の御言葉を何度聞いても聞いても(母の言葉を)忘れることができません。
教会に相談しても”洗われた”としか返ってきません。 
私は神に呪われるために生まれてきたのか、それとも ”洗われた”から過ぎ去ったことなのか?
時に狂った行動をして、教会の人に白い目で見られます。
”変人””罪人”扱いされます。 
教会で石を投げつけられ生きることができないです。
 
時折、神様が憎くてたまらなくなり、自虐することが止められません。   
いっそのこと仏教徒に戻りたいくらいの気持ちです。 
クリスチャンになりたかったのに、救いを受け入れることができず苦しんでます。 
救いは一体、どうやったら受け入れることができるものなのですか?

(相談はここまで)

こんにちは、さくらさん。
ご相談を下さり、ありがとうございます。

このような相談内容の場合、幾つかのアプローチがあります。
聖書・神学的なアプローチ、カウンセリング的なアプローチ、12ステップの視点からのアプローチです。
どの方面からのアプローチが自分に効くかはさくらさんにしか分からないゆえに、最後までお読みいただいて、どのアプローチで行くかご自分でお決めになるのが良いと思います。

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1.聖書・神学的なアプローチ

初代教会において全ての信者は自分が救われていることを疑っていませんでした。
ありのパパにはこれが不思議でなりませんでした。
なぜなら自分自身が、信じているけれど救われているかどうか確信がないということに悩んでいたからです。
救いの確信ということが自分には大問題であるのに、初代教会の人々にとっては全く問題にならなかったのはなぜでしょうか?
それは幾つかの理由が考えられますが、しかしそれは今日の主題から外れますので割愛します。

メソジスト運動の創設者であり、18世紀英国を大リバイバルに導いたジョン・ウェスレーが、キリスト史上はじめてこの問題に真正面から向き合った人でした。
彼は船旅の途中、嵐に遭いますが、同船していたモラビア兄弟団の人々の少しも死を恐れない姿に衝撃を受けます。
そして自分もそれが欲しいと心から願うのでした。
何年か後に彼はその救いの確信をついに自分のものにします。

『あなたがたが神の子であることはあなたがたの良心と共に、神の霊が証してくださる』[ロマ書08:16]

この聖句を根拠として、ウェスレーは全てのクリスチャンが救いの確信をもつことが出来ると説教しました。
ちなみにウェスレーは「全ての人が救われることが出来、全ての信仰者が救いの確信をもつことが出来、全ての信仰者がキリスト者の完全に到達できる」と教えました。
これは当時支配的であったカルビン主義神学に対する大胆なプロテストでしたので、大変な反響を巻き起こしました。
しかしこの教えのゆえにメソジスト運動は燎原(りょうげん)の炎のように当時の社会に拡がって行ったのでした。

さて、では救いの確信はどのようにして自分のものにすることが出来るのでしょうか?
ウェスレーは「救いの確信を今この瞬間に与えられると信じて、与えられるまで瞬間瞬間求め続けなさい」と教えました。
当時のありのパパは愚かにも「そんなに瞬間瞬間求めたら、御飯も食べれないし、お風呂にも入れんがな!」などと思ったのですが、信じて3ヶ月ほど来る日も来る日も求め続けました。
そうしたところ、1975年2月7日の午前2時半に救いの確信を与えられたのでした。
詳しいことは当ブログ「救いの確信とは」をお読みください。

2.カウンセリング的なアプローチ

〇親替えする

親替えとは養育者である生物学的な意味での両親に自分の心から出て行ってもらい、替わりにイエス様に自分の親になっていただくことです。
なぜ親替えが必要かと言えば、それは肉の両親と霊の親(イエス様)が心に同居していると、肉の親が垂れ流す毒があなたを平安に導くことを邪魔するからです。

新たな親であるイエス様が、あなたの心の中を一杯に満たしてくださるようになれば、その段階で肉の親と和解するように導かれることもあり得ます。
しかしそのようになるまでは、肉の親の影響力をシャットアウトすることが必要です。

3.12ステップの視点からのアプローチ

自傷行為が継続的で、自分で止めようとしても止めれない、または止めることが出来たと思ってもしばらくするとまた行っているなら、12ステップミーティングに出席されることが大変有効です。
12ステップは具体的な問題に焦点を当て、その問題から解放されることのみならず本質的な問題の解決へと私たちを導いてくれます。
このプログラムは簡単ではありませんが、正直な心になって徹底して取り組むなら、私たちに心の平安と落ち着き(セレニティー)をもたらしてくれます。

人生のどこかで、風呂敷に包んでいた自分の心の内面を棚卸(たなおろし)というやり方で整理することが大切です。
自傷行為者のための12ステップミーティングは心療内科の医師に聞けば大抵は教えてくださると思います。

◎どの方面からのアプローチで行くかは、さくらさんご自身がお決めください。
どのような解決方法をとられるとしても、さくらさんの回復を心から祈っています。

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