将来の方向性に悩む女性

今日は読者の方からご相談をいただきました。
それに対してブログ上でお答えしたいと思います。
皆さんも「私が同じ立場ならどうか?」「私ならどう答えるか?」と考えつつ、共感をもってお読みいただければ幸いです。

はじめまして、nと申します。
約3年前に洗礼を受けたクリスチャンです。

仕事を何度も変わり、現在は時給制のアルバイトをしています。
そのため、経済的にはぎりぎりの生活です。
もうこちら(外国)で生活するのを見切りをつけた方が自分のためではないかと思うようになってきました。

何をやってもダメな自分にほとほと嫌気がさしてきました。
クリスチャンになったのはこの問題を解決したいと思ったからです。
でも、クリスチャンになった後も同じ状況を繰り返しています。
一時期はそれに失望して信仰から離れ掛けたこともありましたが、現在はこちらの牧師夫妻と教会仲間のおかげでクリスチャン生活をなんとか送れています。

昨年はもう日本に帰国して仕事を探して一からやり直そうと思ったのですが、未練があり帰国することができませんでした。
でもこの半年の間考えた結果、このままここで一生を暮らすわけにはいかないので、今年こそは帰国してやり直そうと思っています。

帰国するのがいやな原因は、
1.仕事がない、就職は年齢的に大変難しい。
2.帰国すると、両親や以前の友達など人間関係がもっと濃くなり面倒くさそうだから(人間関係からの逃避、特に両親)。
3.帰国してから仕事のために資格を取得しようと思っているが、どの資格をとるかはまだはっきりと決められていない。

現在『回復への道』の学習をしているところですが、自分には変化がないような気がしています。
このまま、年をとり環境がもっと悪化していくような気がして不安です。
現在教会にて奉仕などをしていますが、そこに喜びはなく、救いの確信もまだはっきりと分からない状態です。
また、祈りにも集中できていません。
ただ、以前のようなひどい自己憐憫はマシになってきて、神様になんでも感謝をしようと努力しているところです。
どうか、今後どのような道に進んでいったらいいのか、アドバイスを宜しくお願いいたします。

nさん、こんにちは。
ご相談をしてくださり、ありがとうございます。
さて、外国で生活をしておられるとのこと。
さぞ外国の地で、何度も職をお変わりになるのは不安であられたでしょう。

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1.何度も仕事を変わるということと、「何をやってもダメな自分にほとほと嫌気がさした」というのは繋(つな)がっているのでしょうか?

もしそうだとすると、何度も仕事を変わらねばならなかった原因を解決しようとしてキリスト教信仰に入られたのですね。
しかし信仰をもっても自分自身を変えることは出来ず、今は12ステップをやっているが、これも余り効果があるようには感じられないということでしょうか。

2.12ステップが効果あるものとなるには幾つかの条件があります。

①変えたいと思っているものに対して「無力を認め」ているか?

どういうことかと申しますと、薬物中毒の人が無力を認めるというとき、それは薬物に対して無力を認めるのであり、決してアルコールに対して無力を認めるのではありません。
「そんなこと当たり前じゃないか!」と思われるかもしれませんが、ここを勘違いしている方が案外多くおられるように思います。
nさんの人生を生きるのを苦しくさせている特定の問題を、正しく第一ステップの無力を認める対称にしておられるでしょうか?

私のことで言えば、自分の問題はアダルトチルドレンであると長く認識していましたが、現在では感情と情緒に問題があると捉えています。
フォーカスがACから感情・情緒の問題に移ったところから、自分自身の回復が以前よりも促進されるようになったことを経験しています。
nさんはいかがでしょうか?

②「自分の力では変われない」と本当に認めているか?

たとえば「神様を信じているのに、こんな少ししか変われなくて神様に申し訳ない」と誰かが言ったとします。
しかしよく考えてみると、それはおかしいのです。
なぜなら「自分では変われない」ということを認めた人のことを「無力を認めた人」と呼ぶのです。
もう既にお分かりのように、変われなくて至極当然なのです。
だからこそ無力を認めたのですから。
そうであるにもかかわらず「少しも変われてない」と愚痴るのは大変おかしな話です。
もう一度本当に無力を認めているかどうかを確認されることをお勧めします。

③第四ステップの棚卸(たなおろし)はどうか?

ステップの一は問題の所在は何かを明らかにすることであり、ステップの二は問題解決の処方箋を知ることであり、ステップの三以降は解決のための実践です。
この実践の中でもとりわけ重要なのが、棚卸であることは既にご存じあられると思います。
この棚卸を恐れずに、徹底的にやるなら、私たちは必ず神の力によって変ることができます。

〇ご自分を振り返り、どの部分に問題があるだろうかと考えてみることは、私たちに悔いのない永遠の平安をもたらします。

3.人生の問題を重要度と緊急度の割合によって解決する順番を決めていく

これはどういうことかと言いますと、人生の色々な問題を以下の四つに分けます。

a.重要であり急ぐもの
b.重要だけれど余り急がないもの
c.重要ではないが急ぐもの
d.重要でもないし急いでもいないもの

nさんにとって自分を変えるのはaからdのどれに当たるでしょうか?
日本に帰国するのはaからdのどれでしょうか?
これは一人一人みな答えが違います。
まず、nさんにとっての優先順位を決定することが大切です。
そして優先順位が決まったら、優先順位の高いものから、一つ一つ解決していきます。

◎祝福と平安を祈っています。

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