ブラザーサン・シスタームーン

今日は文化の日ですね。お家でゆっくりしておられる方も多いのではないでしょうか。
今日はそんな皆様に『ブラザーサン・シスタームーン』という映画(DVD)をご紹介したいと思います。
制作年度は1972年といいますから、今から39年も前の作品ということになります。
ありのパパが初めてこの映画を観たのは33年前でした。
ちょうど信仰を持って四年目の時でした。
感動して映画館をあとにしているときに、近くにいたサラリーマンの二人連れが映画の感想を話しているのが耳に入りました。
「いや~感動した。心があらわれた。‥‥‥‥一杯、グイッとやりたい」(大笑い)
それを聞いて心の中で「なんだかな~」と感じたのを今でもはっきりと覚えています(笑)。

現在、中高年世代のクリスチャンの方々で、この映画をご覧になられた方は多くおられると思います。
しかし若者世代のクリスチャンの方々は、この映画を知らない方も多いのではないかと思い、ご紹介させていただくことにしました。

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○単純・素朴の信仰を持って人生を生きることの大切さを教えてくれます。

主人公であるフランチェスコは戦争に行くまでは、世と世の欲を愛する人生を送っていました。
そんな中で心ひかれる女性にも出会いましたが、その女性クララはハンセン氏病患者の救援活動に身を入れていました。
快楽だけを求めるフランチェスコには、その人々を受け止める心の準備はまだ出来ておらず、その場を後にするのでした。
従軍中に病を得て、実家に帰ったフランチェスコですが、聖書の中に出てくる放蕩息子のように遂に「我に返る・正気に戻る」体験をします。
病床から見た一羽の小鳥から、単純・素朴の信仰をもって人生を生きることの価値を見いだすのでした。

○聖人を描いた薄っぺらな映画ではありません。

フランチェスコは単純・素朴の信仰に目覚めたあと、貧しい人々・虐げられた人々・病の人々が存在することに気づかされていきます。
そして彼は打ち壊された教会を再建し、その教会を貧しい人々のための教会とします。
現代に生きる私たち福音派キリスト者は単純・素朴の信仰はフランチェスコと同じなのですが、目の前にいる問題を持った人々の存在に気づくことが少ないのは何故でしょうか?
そのようなことも、この映画を観ながら思わせられたことでした。

○クララのこと。

フランチェスコが世俗的な人生を生きていたとき、クララは彼を毛嫌いしました。
しかし、フランチェスコが180度変わったとき、クララは彼を心の友としました。
フランチェスコが家族と一緒に、教会で儀式的な礼拝をささげているとき、彼は心が苦しくなり思わず「No!」と叫んでしまいます。
そのとき、彼の様子を見ていたクララは何と「ニコッ」とするのです。
「しめしめ。私が願う様に変わりつつあるな」とでも考えたのでしょうか。
女は本当に怖いと思ったことでした(笑)。
冗談はさておき、後にクララはフランチェスコの後を追い、第二修道会を設立します。
(男性の出家者の集まりが第一修道会、女性の出家者の集まりが第二修道会、在俗の信徒修道者の集まりが第三修道会)

○現代の吟遊詩人といわれたドノヴァンが歌っています。

この「現代の吟遊詩人」という言い方は、ありのパパが33年前に映画を見たときのパンフレットに書かれてあったセリフです。
最後にこの映画の題名ともなっているブラザーサン・シスタームーンの主題歌の日本語訳をご紹介したいと思います。

ブラザーサン・シスタームーン(兄弟である日よ、姉妹である月よ)
御声が私の耳に届くことはありません。
なぜなら私は自分の悩みだけに心を奪われていたから。

兄弟である風よ。姉妹である空よ。
私の心の眼(まなこ)を開いてください。
ものごとの本質を見抜き、かつ公平に理解するために。

私を包み込んでいる神の栄光を、
私が気づくことが出来る様に。

私は神の一部であり、それは神が私に与えられた使命を果たすためです。
神の愛がいま、私の胸によみがってきます。

ブラザーサン・シスタームーン
今こそ、その御姿に触れ、
その御声を耳に聴きます。
そして神の愛が溢(あふ)れ、私の胸を打ちます。

○ありのパパの近所のtsutayaでは百円でレンタルすることが出来ました。
どうぞご覧になってください。tsutayaへGO!(笑)

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コメント

  1. みや より:

    すごく昔見て、心が洗われたような記憶はありましたが、ストーリーは忘れてました。音楽も良かったなぁ(^O^)

    • arinopapa より:

      みやさん、こんにちは。
      コメントをありがとうございます。

      この映画は何年か前に色彩補正の技術を施されてDVDとして発売・レンタルされました。
      ご覧になると、前回見たときの感動をもう一度体験することが出来ると思います。
      それとともに単純・素朴の信仰ということに思いを巡らすことが出来るでしょう。

      またコメントしてください。お待ちしています。

  2. JOY より:

    ここで知り早速借りてきました!フランチェスコさんの純粋な感動がうらやましく感じました。

    素晴らしい映画を紹介してくださりありがとうございました(^人^)

    • arinopapa より:

      こんにちは、JOYさん。
      コメントをありがとうございます。

      「映画に影響を受けるということはそんなにないのではないか」と考えていた私ですが、何十年かぶりでブラザーサン・シスタームーンを見て「そんなことはない。しっかりと影響を受けている(笑)」と改めて思ったことでした。

      またコメントしてください。お待ちしています。