聖い生活の動力とは?

ある世界的に有名なペンテコステ派の伝道者がおりました。
この方の著書に書いてあったことですが、聖会で「聖霊による癒しと奇跡」を語って、多くの人々が奇跡的な体験を得ます。
その様子に満足して、自分の家に帰ると、応接室にはその方が牧会する教会のメンバーが泣きそうな顔をして座っており、その方の顔を見るなり、自分の悩みを語りだすのだそうです。
そうすると、この世界的な大伝道者は天国から地獄へと真っ逆さまに落ちてしまうということでした。
なぜ、このようなことが起きるのでしょうか?
今日はこの問題を皆さんとご一緒に考えてみたいと思います。

①問題ごとに対処する。

結核にはストレプトマイシンが有効ですが、だからと言って風邪を引いてもストレプトマイシンが有効であるということは出来ません。
同様に心の問題に対しても万能薬というものは存在しません。
しかし教会では「祈って」「お頼りして」「信じて期待して」というようなことが一律に言われている場合が多いようです。
それには理由があります。
一つは「救い」の問題は万人にとって一律の問題であり、ある人には有効だが、ある人には無効であるということがありません。
ところが救いの経験に続く聖化の経験は一様ではなく、人それぞれです。
一人一人の抱えている問題に応じて、恵みを適用し、問題の只中にあって成長できるように導いていく必要があります。
しかし人間とは弱いものであり、「救われるときは一発で救われたのだから、聖化も(あるいは聖霊充満も)一発でお願いします。そうしたら簡単じゃん?」と考えがちなものです。
しかしそうは問屋が卸しません(笑)。

②建前から本音の信仰へ、演じる信仰者から自分の問題に対面する信仰者へ。

自分自身の問題に真剣にかかわるというのは実際にはしんどいことです。
なぜなら、それには終わりがないからです。
しかしよく考えてみると、この世の中に終わりがあるものなど一つもないことに気づきます。
一つの問題が解決したと思ったら、今度はちがう問題が発生します。
このようにして生きている間は人は問題に直面し続けなければならないように定められているようです。
きれいごとを言うのを止め、オママゴトの信仰生活を卒業し、自分自身と向き合う覚悟を人生のどこかでしなければなりません。
みなさま、ご覚悟はよろしいでしょうか?(笑)

③罪を犯さない生活を始めないと、聖霊の働きは始まりません。

このことが多くのクリスチャンを苦しめます。
「どんなに弱い私であっても、いったん聖霊の働きが始まるなら、こんな問題など何でもない!」と夢想しているのですが、肝心要の聖霊の働きがいつまでたっても始まらないのです。
その理由は明確です。
それは聖い生活を始めないと聖霊の働きが始まらないからです。
このことは聖書にも明確に記されていることです。
『聖くなければ、だれも主を見ることができません。』[ヘブル12:14]
ではどうしたら、罪を犯さない「一日」を始めることが出来るでしょうか?

④罪を犯さない「一日」を始めよう!

罪を犯さない「一日(one day)」は可能でしょうか?
それは可能であると、ありのパパは答えます。
これは多くの人が試してみて効果があるのが証明済みの方法です。
その方法とは

a.自分の無力を認める。[悔い改め]

b.神様なら、自分を助けることかできると信じる。[信仰]

c.自分の意思と生き方を、神の御心に従わせることを決心する。[献身と従順]

ものすご~く簡単に言えば、この三つをしっかりやっていれば(毎朝祈りのうちに確認し、一日を始める)、必ず聖い生活を実践することが出来ます。

⑤このような営みを続けていると、やがて神の細き御声が聞こえてくるようになります。

お断りしておきますが、これは神秘的な経験を指していません。
良心のうちに神の御声が聞こえ、「何が良いことで神に受け入れられ完全であるのかをわきまえ知るようになる」[ロマ12:2]ということです。
今まではなんとも感じなかったことが良心に光があてられ、修正を迫られているように感じます。
これが自分自身の問題に対面するということであり、「光のうちを歩む」ということなのです。

以前は「この問題があったら、聖い人になることは出来ない」と思っていたのが、今は「この問題が自分にあったことは何と幸いなことであろうか?もしこの問題がなかったら、こんな幸いな世界を知ることも出来なかった」と感じるようになります。

◎みなさん、準備はよろしいでしょうか?(笑)
ご一緒に次の祈りをしたいと思います。
「今日一日を生きる力だけを求めます。なぜならその中に全てのものが含まれていることを知ったからです。」
『神の国とその義を、まず第一に求めなさい。そうしたら、その他のものはそれに添えてすべて与えられます』(聖書の言葉)
祝福と平安を祈っています。

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