決してあきらめない秘訣

1.「決してあきらめない秘訣」それは苦しみの只中(ただなか)にあって、神に祈るのを体得していることです。

試練と困難の真っ只中にいても、私たちが首(こうべ)を垂れ、目を瞑(つむ)って、全天全地を支配しておられる主である神に祈ることが出来るなら、私たちは行き詰まっても必ず新しい展開が与えられ、絶望するようなことがあっても光明を見いだすことが必ず出来るようになります。

祈りの秘訣は、祈る人が神との人格的関係を持っていることです。
全然知らない人に、危急だからと言って願い事をしても、本気になって願うことは出来るものではありません。
深い信頼関係がある人にこそ、お願いごとは出来るものだからです。
同様に、神に対しても深い信頼関係という人格的関係を確立していなければなりません。
ではどうしたら、神様との間に人格的交わりを持つことが出来るようになるのでしょうか?

2.そのためには普段から日常生活の中で、自分を神にせず、主に神になっていただくことです。

①「自分を神にする」とは、「私は何でも出来る。出来ないことは何もない」と考えることです。

「自分を神にしない」とは、自分は何でも出来るという考えが誤りであったことを認め、かえって「私は無力であり、格別に○○○に関してはコントロール不能な者である」と認めることです。

②「主に神になっていただく」とは、「神様になら、こんな自分をお助けになることが出来る」と信じることです。

③次に、自分の考え方や習慣を、神の御心に従わせることを決心することです。

これは日々の歩みの中で、ふさわしくないと光が当てられたら、即座に考え方なり、習慣なりを修正していくことを意味します。

3.人生を一日単位で生きていく。

①家族や財産を失った方が「これから、どうしよう」と先の先まで考えるなら、気が遠くなってしまうのではないでしょうか。

そのようなときは焦点を「今日一日」に当てることです。
カトリックの修道僧が被り物(かぶりもの)をして、下を向いて歩くのは、今日一日を生きるため、今日以外を見ないようにするためかもしれません。
万能感の強い人ほど上を見がちなものです。
「上を向いて歩こう」という歌は、ともすれば頽(くずお)れがちになる心弱い私たちへの応援歌ですが、本当に上ばかり見て歩いていたら、足元の小石に躓(つまづ)いて大怪我をしないとも限りません。
たまには上を向くのも必要ですが、普段は蹴躓(けつまづ)かないように下を向いて歩くことが大切なことです。

②頭は冷静に、心は熱く生きる。

現在のような大変な時期には皆が熱くなりがちです。
しかしよく見ていると、頭が熱くなって「あの人に問題がある。この人はダメだ」と中傷とも思える非難にばかり精力を集中している人もいます。
そのような人の代表が東京都の石原知事でしょう。
このような人々は頭だけが熱くなって、肝心な心が冷めてしまっているのです。
「一人でも多くの人を助けたい、原子力発電所のカタストロフを防ぎたい」との熱い心を共有していれば、このような非難などは出てくるはずのないものです。

今必要なのは、熱い心を持ち、頭は沈着冷静に段取りし、物事を実行する人です。

③明日のことは明日に心配させ、昨日のことは昨日に悔やませる。

私たち一人一人に与えられている力は今日一日だけを生きることの出来る力です。
それが明日のことを心配したり、昨日のことを悔やんでいたら、力が漏出し、今日一日さえも生きることが出来なくなってしまいます。
そうならないために自分の心を守ることです。
心配が襲ってきたら「明日のことは明日に心配してもらうことにしよう」と心配をいなし、悔やむ心がやってきたら「昨日のことは昨日に悔やませておけばよい」と後悔をいなします。

◎「神との人格的交わり」「自分の無力を認め、神を信じ、従う」「今日一日を生きる」
この三つがある限り、人生を投げ出さないですみます。
私たちお互いは普段の生活の中でしっかりとこれらのものを養っていきたいものです。
平安と祝福を祈っています。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

コメント

  1. 紅すずめ より:

    ありのパパ様、
    私は自分が解決できない状況が襲ってくるかもしれない将来を思うと、とても悲観的になって、「明日のことは、明日自身が思い煩うであろう」というのが、どうしても解りませんでした。
    最近、思うようになったのは、私の知らない先々の問題について、神様は私の知らない解決をもう、ご用意くださっているのだろうーー、ということです。 
    計画性を持って生きることは大切だけれど、何もかも見通して計画して、その通りに生きるなんて、多分誰にも出来ないのだと思うようになりました。
    濃い霧で、先が見えないときも、少しずつ進んでいくとやっぱりその先には道があるーーー、そんなことを思ったら、少し元気がでてきました。
    ありがとうございます。

    • arinopapa より:

      紅すずめさん、こんばんは。
      コメントをありがとうございます。

      どうやって人に明日を心配しない秘訣を分かってもらおうかと腐心しますが、中々伝わりません。
      これはやはりお一人お一人が聖霊の導きによって、自分のものとしてつかみ取るほかはないのかもしれないと思わされています。
      紅すずめさんは紅すずめさんの方法で、明日を心配しない秘訣を自分のものとされたのですね。
      主に感謝をささげます。

      またコメントしてください。お待ちしています。