自分の長所と短所を知って、自分の強みを活かす

「強みを生かす」とはどういうことかを考えます。

1.ありのまま人生と、そのまんま人生のちがい

①知恵が伴わないそのまんま人生

皆が目の色を変えて競争しているときに、一人だけポヨポヨ~っとしている人がいました。
ありのパパ:「なぜ皆と同じようにしないのですか?」
ポヨポヨさん:「はい、私はありのままの自分を受け入れていますので、他の人のようにはいたしません」
ありのパパ:「それは結構なことですね。ではお聞かせ願いたいのですが、生き抜いていくための作戦はどのようなものですか?」
ポヨポヨさん:「えっ?(絶句)作戦て、何ですか?私はただありのままに‥‥‥‥」

現実と理想の関係を知らないと上記のようなことになりがちではないでしょうか?

②知恵のある管理人とはどういう事か?

現実の世界で私たちがありのままに生きていこうとするとき、他の人々よりも頭を使うことが求められます。
ありのままでない自分を生きる人々は、価値のないもののために全てを犠牲にして働きますので成果が上がりやすいです。

それに比べて何が大切なことかを知っているありのまま人生を生きる私たちは、価値のないもののために全てを犠牲にするということをしません。

問題はその次です。
「私は第一のものを第一にしていますから、後のことは神様におまかせです」と言う人をありのパパは沢山見てきました。

しかしこれはありのパパに言わせれば寝言にすぎません。
「何でですか?聖書にもそう書いてあるではありませんか!」
確かに聖書には「神の国と神の義を第一に求めなさい。そうしたら他のものは神が与えてくださいます」と書かれてあります。

この聖書箇所をどのように解釈するかで生き方が分かれます。
ありのパパは次のように解釈しています。
「第一のものを第一にして日々生きていくなら、神様があなたに知恵を与えてくださる。それによって第一のものを第一にしながら、しかもその他のものも十分に備えられるようにしてくださる」

③地上では苦しみがある

ある人々の本音は「えぇ~。嫌だ、そんなの。面倒くさい。知恵なんか与えてくれなくていいから楽したい」というものではないでしょうか?
そのような人に向かって聖書はなんと言っているでしょうか?

「働きたくない者は食べるな」

2.なぜ強みを生かすことが大切なのか?

①好きこそものの上手なれ

体と時間とお金を浪費しない人生を生きようとするなら、頭を使うことが必要になります。
頭を使うとは具体的には何を意味するのでしょうか?

それはあなたが持っている強みを生かすことにほかなりません。
あなたが持っている強みを生かすなら、人より何倍も効率的に成果を生み出すことが可能になります。

②利益が出なければ働きを続けられない

利益とはお金に限りません。
本当の意味での利益とは人々の益になるということです。
人々の益にならないとき、その働きは続けていくことが不可能になります。

またどんなに良い働きであっても継続させるにはお金が必要です。
働く人々に労賃を払わなければなりませんし、事務所の家賃や光熱費も払う必要があります。

③人と同じことをやっていては成果を生み出すことは出来ない

人間という者は放っておくと楽な方へ楽な方へと流れます。
それで結局どこに流れ着くかというと「人と同じ」というところに流れ着きます。

しかしそこは競争が激しく、成果を上げるのが大変困難な場所でもあります。
もしあなたが楽して成果を上げたいと思うのなら、絶対に人と同じことをやらないことです。

3.自分の強みの見つけ方

①自分の関心や興味はどこにあるのか?

あなたがお好きなことは何でしょうか?
「このことはいくらやっても飽きないし、疲れないし、次から次へとアイデアが湧き出てくる」
あなたにとっての「このこと」とは一体なんでしょうか?
それが反社会的・不道徳なものでない限り、それをあなたの仕事にすべきです。

②福音信仰は人間のもつすべての問題を解決できる

もしあなたがクリスチャンであるなら、あなたの持っておられる信仰をあなたの強みの中にぜひとも加えてください。
なぜなら福音信仰こそは人間のもつ全ての問題に対して解決を提示することが出来、提示するだけでなく実際に解決する力を持っているからです。

こんな素晴らしいものをあなたの強みに加えない手はありません。

③福音がこの地に満ちること

あなたが自力であなたの仕事をやろうとするなら、それは他の人と同じスタートラインに立ち、同じ条件の元で働くということです。

しかしあなたが神をご自分の味方として働くなら、あなたは人の知らぬ力と知恵と忍耐力を持つことが出来ます。
神の力を自分のものとする秘訣はただ一つ、あなたが神の御心に従うことです。
神の御心は「全世界に出て行って、福音を宣べ伝えなさい」ということです。
ですからあなたの仕事がこの神の御心をなし遂げるための一部分となるようにすることです。

4.あなたが持っておられる強みとは一体なにか?

どうやって自分の強みを見つけ養っていけば良いのでしょうか?

①強みを作る神の方法

人は生まれつきの才能を持っていますし、生育歴によって養われた強みもあります。

ある天才外科医と呼ばれる方は、希望を抱いてアメリカ留学をしたのですが、そこでやらされたのは簡単な手術を何千回もこなすということでした。
彼は失意の中で「こんなことをして何になるのか?」と思ったのですが、日本に逃げ帰ることをせず歯を食いしばって頑張ったそうです。

その結果何が起きたかというと最先端の技術を用いる手術を行った他の医師ではなく、彼が「神の手」を持つ医師と呼ばれるようになったのです。
手術は職人芸であるといわれます。
彼は同じ基礎的な手術を何千回もこなすうちに、この手術であれば目をつぶっていても出来るというところまで上達しました。
それで難しい部分にだけ精神力を集中すれば良いようになり、それが困難な手術の成功につながったのでした。

彼は御自分の体験からこのように申されます。
「一つでいいから『これだけは自信がある』というものを持つことです。それが大きなことをなし遂げる秘訣です」

さて、あなたの『これだけ』は一体なんでしょうか?
今持っておられなくても心配は要りません。
あなたが現在体験している苦しみや困難が、あなたの強みをつくることになるのですから。

②自分のタイプをわきまえる

友達が少ないということに劣等感を感じている親は自分の子供に沢山の友人をもたせようとします。
それで子供に友人が少ないと、しゃかりになって「あなたはどうして友達が少ないの!」などと余計なことを言って子供を傷つけてしまいがちです。

友人が少ないのは決して悪いことではありません。
友人の数が少ないのは少ない友人と深く友情を育(はぐく)むためです。

このようにあらかじめ自分のタイプをわきまえて楽しく人生を生きていけるようにすべきです。

ここからは強みを生かして生きる人生に不可欠なものは何かを見ていきます。

③誰に対しても福音をカウンセリング的アプローチをもって伝えることが出来るか?

クリスチャンは三種類に分かれるようです。

一つ目は黙って福音を語らず、何年経ってもクリスチャンであることさえ周囲に告白しない類の信仰者です。

二つ目は福音を語る機会を与えられると福音を語りはするのですが、[神・罪・救い]を杓子定規(しゃくしじょうぎ)に語ってしまうタイプの信仰者です。
語った本人は満足かもしれませんが、大概の場合その信仰者に対して周囲は心を閉ざすようになります。

三つ目は普段は余り語ることをせず、良き行いと証で良い評判を獲得します。
そして福音を証する機会が与えられたときには必ず人々が抱えている問題を解決するものとしての福音を伝えます。

たとえば登校拒否のお子さんを持っている親御さんに福音を証するときは、その部分に焦点を当てて神の愛を伝えます。
これが福音のカウンセリング的アプローチということです。

④福音を伝えると祝福されるとは本当か?

一番目のタイプも二番目のタイプも上手な人間関係を作ることが出来ない人々です。
なぜかというと、一番目は建前で人間関係を作り、決して自分の本音を言いませんから深い本当の人間関係を作ることは出来ません。

二番目は周りの人を自分に仕えさせてしまう人です。
だれも仕えてほしいと願っているのであり、誰一人として仕えたいと願っている人はおりませんから、このタイプもまた真の人間関係を作ることが出来ません。

自分の強みを生かした人生を生きるには良い人間関係が不可欠ですが、第三のタイプの人だけが良い人間関係を構築できる人です。
まさしく福音を伝えるのは人様のためではなく、自分自身のためにもなることです。

⑤願い事を一言(ひとこと)で言い表せる人は願いがかなう

流れ星に願い事を言うと叶(かな)えられるといいますが、それは流れ星が流れる短い時間のうちに願い事を端的に言い表すことができるほどに願いが明確化されているということです。
あなたは誰かに「福音とは一言でいうと何?」と聞かれて即座に答えることがおできになるでしょうか?
どうぞ、今答えてみてください。一言ですよ(笑)。

自分の強みを生かす人生は一言で答えることが出来る人生です。
「ああだ、こうだ」と言っている間はまだ自分の強みを発見していないという印です。
でも大丈夫です。あなたが求めるなら必ず自分の強みを発見することが出来ます。
そして自分の強みを生かして用いる人生を生きることが出来るようになります。

◎平安と祝福を祈っています。

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