人の目を恐れる・ACの恐れ・依存症の原因になる恐れの三種類の恐れ

恐れから解放されて生きるにはどうしたら良いかを考えます。
一言で「恐れ」と言っても人によって恐れの内容が違います。
それで三つの恐れを取り上げます。

1.人の目を恐れることからの解放

①村社会意識

日常生活を送っていて一番強く感じる恐れが人の目を恐れるということではないでしょうか?
特に我々日本人を初めとする東アジア地域に住む人々は、この恐れに拘束されている度合いが強いように感じます

②人の目を恐れると集団に埋没する

ありのパパがリーダーをやっているグループでメンバーの方に「何々したいと思うけど、あなたはどう考える?」とお伺いすると、決まったように「皆がいいんなら私はそれでいい」と答えが返ってきます。
ありのパパはお腹の中で「みんなって誰?皆がいいなら自分もいいという根拠は何?」と思ってしまいます。

③人の目から解放されるにはどうしたら良いか?

イエスは『あなたがたの体しか殺すことが出来ない人間を恐れないで、あなたがたの体も魂も滅ぼしてしまうことの出来る神を畏れなさい』と言われました。
初めにこれを読んだとき「何と激しいことを言うのだろうか?ちょっと付いていけない」と思ったものです。

しかし信仰生涯を全うしようとするなら、いつかどこかで「人の目よりも神を畏れる」ということが自分のうちに実現しなければなりません。
それなしにはどんなに聖書を知っていようが神学を知っていようと、人の目への恐れに屈伏せざるを得ない時がやってくるのです。

2.アダルトチルドレンの生育歴からくる恐れから解放される

①ACが不安を感じる原因

養育者に愛される体験を幼少期にすることによって、人は「守られ体験」を持ちます。
養育者に十分に愛される環境で育つことが出来なかった場合は「守られ体験」を持つことが出来ません。

そうすると成人してから不安感に悩まされるようになります。
普段は自覚しないのですが心の底で「何か不安に感じる」という思いを常に持ちます。

②心に不安感をもっている人の特徴

踏ん切りが悪いです。
十分に愛され体験・守られ体験を持つ人の決断や行動を見ていると「なぜあんなに素早く決断できるのか?なぜ悩まないのか?」と不思議に感じるほどです。

要するに足踏(あしぶ)みをしてしまうということです。
自分では十分に考えたり決断したりしているつもりなのですが、実際は一歩も前に進んでいないことが往々にしてあります。

それはエンジンだけふかしてギアが入っていない自動車のようなものです。
ですから気疲れはするのですが物事はちっとも前に進んでいきません。

③どのようにして不安感から解放されていけば良いか?

これの明確な解決方法はイエスに自分自身の親になっていただくことです。
これを親替えといいます。
親替えをしたつもり、そのつもりではなく、はっきりと自覚的に転機的な経験になるように行うことです。

そうするとその時には何も感じることがなくても、気がつくと不安感が減少し、ついには不安感をコントロールすることが出来るようになります。
もちろん不安感が全くなくなることはありません。
もしそんなことになったら私たちはスーパーマンになってしまいます。
ある程度の不安感は私たちが人生で失敗をしないための安全装置として有用です。

3.依存症の原因になっている恐れから解放される

①「体が硬直して動かない」

それは過去に他者に傷つけられた記憶を抑圧しているときに起きやすいものです。
この抑圧された記憶が日常生活の中でフラッシュバックのように時々思い出されるのです。
その原因になっていることを自分が気づくことが出来れば恐れから解放されることが出来ます。
そして私たちは健全な人となることが出来るのです。

②12ステップの棚卸し作業

棚卸を行い、その棚卸表を信頼の出来る人に見てもらい、客観的に評価してもらう。
私たちは他者に対してなした行いの結果を自分自身のうちに受けるものです。
他人に対してなした配慮のない振る舞いや、利己心からくる身勝手な行いが恐れの原因になっている場合があります。

この悪循環から解放される道は棚卸表を作り、信頼できる人に見てもらうことです。
そうすると的外れなところや過大評価している点・過小評価している点について適切な指摘をしてくれるでしょう。
そうすることによって自分自身の状態を正確に知ることが出来るようになります。

③他人は私を傷つけることができない

健全な人になるとは他者に対して利己的な動機から配慮のかけた振る舞いをしなくなることです。
もちろん世の中は心が傷ついた人ばかりですから、たとえ自分自身が健全な人になったとしてもやはり誰かに傷つけられるということはあります。

しかし自分のうちに解決されていない問題を抱えている状態で他者から攻撃されると戦争になりがちです。
でも自分のうちにある問題が解決されているなら、たとえ人から傷つけられることがあったとしても時限爆弾のタイマーが動き始めるということはありません。

私たちは恐れから解放されて、神を畏れる人生を生きていきたいものです。

◎回復と平安を祈っています。

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