どうやって問題を解決すれば良いか?

このブログをお読みくださり、ご自分がアダルトチルドレンであることを自覚された多くの方がおられます。
そこで今日は皆さんとご一緒に、アダルトチルドレンである自分自身とどうやって共存していけばよいかを考えてみたいと思います。

①自分がアダルトチルドレンであることに気づいたら、問題の半分は解決したようなものです。

たとえば咳が出るのでも、その原因は様々です。
単なる風邪の場合もありますし、結核にかかっている可能性もあります。
それを原因を追求しないで、咳止めシロップばかりを飲んでいたらどうなるでしょうか。
そうです。病気が進行してしまい、手遅れになることもあり得ます。
そうならないためには対症療法によるのではなく、きっちりと原因を探求することが必要です。

②「治る」ということと「回復」するということ。

問題になるのはアダルトチルドレンは病気ではないということです。
病気ではないということは、治るということがないということでもあります。
病気ではないにもかかわらず、依然として生き辛さを抱えており、何とかしたいと思っています。
ではどうしたら良いかとなると、それは治ることを目指すのではなく、回復することを目指せば良いということになります。
回復とは何かと申しますと、アダルトチルドレンであることから来る特有の現れをコントロール可能なものにしていくということです。
ちょうど、アル中にとって以前と同じように酒が飲めるという意味での「治る」ということはないが、飲まないで一生を過ごすことが出来るという意味での「回復」があるのと同じです(アル中は病気であることがACとは異なります)。
また糖尿病も治るということがない病気ですが、食事コントロールを行うことによって健常者と変わらない生活を送ることが出来るようになるのも、ACの回復と似たところがあります。

③どうやって解決するか?

皆さんはカウンセリングを受けることをお考えになるかもしれません。
しかしカウンセリングは一般的に言って「問題行動」に焦点を当て、その問題行動が解消することを目標とします(勿論そうでないカウンセリングの流派も存在します)。
アダルトチルドレンとは、問題行動が生れてくる温床のようなものです。
どちらに焦点を合せるべきかは、ケースバイケースです。
緊急性を要する場合は問題行動に焦点を合わせ、人間成長を目指す場合はアダルトチルドレンであることに焦点を合せることになると思います。
しかしこれはあくまでも一般的なお話です。
なかには、アルコール依存になった方がアル中からの回復を目指す過程で、ご自分がアダルトチルドレンであることに気づき、それこそがアル中になった真の原因ではないかと考えるようになったという方もおられます。
けれどもこの場合でも、アル中とアダルトチルドレンのどちらの回復を先に目指すべきかという問題の答えは明らかです。
それはアル中です。なぜならアル中から回復しないと、命がないからです。
命がなければ、当然のことながらアダルトチルドレンから回復するということも実現できません。

④アダルトチルドレンからの「回復」を目指して。

問題行動に焦点を合わすならカウンセリングは有効です。
ではアダルトチルドレンからの回復には何が有効でしょうか?
ありのパパの個人的意見ですが、12ステップとミーティング出席が有効であると考えています。
12ステップの書籍は様々なものがありますが、ACのための12ステップも存在します。
お住まいのお近くにACのミーティングが開かれているなら、是非一度出席されることをお勧めします。
アダルド・チルドレン・アノニマス
お近くにミーティングがない場合は、あなたがミーティングを開いてみてください。
「最初に喉が渇いた者が、井戸を掘る」のことわざがあります。

⑤アダルトチルドレンからの回復の旅路。

自分一人で回復の旅路を歩んでいると、様々な疑問が出て来ます。
その疑問を気軽に人に聞いたりして解決するのではなく、じっくりと自分で考えるということは大変有益なことです。
ただ余り考えすぎて、煮詰まってしまうという危険もあります。
大切なことはじっくり考えるが、考えるよりも人に聞いた方が早いというものも存在します。
これを見分けることが大切です。

◎旅路の途上で、疑問に思ったことがありましたら、是非コメント欄からご質問ください。
分かる範囲で答えさせていただきます。
また電話でのカウンセリングも行っています。
詳しいことは「コメントしてくださる方へ」に書いてございます。
どうぞご利用ください。

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