現実からスタートする

「こうなったらいいのに」「ああなったらいいのに」と妄想しながら人生を生きるには人生は余りにも短かすぎます。
人生の終わりに「私の人生こんなはずじゃなかった」と言わないで済むためには、どうしたら良いでしょうか?

1.現実からスタートする

①現実を否定しない(ゆがめない)。

私たちアダルトチルドレンは心の奥で「こんな自分じゃ、なかったら良かったのに」といつも思っています。
そのように考えるのは現実を受け入れていないからです。
しかし現実を変えていくためには、どうしても現実を受け入れるところから始める必要があります。
「いやなんですけど。認めたくないんですけど」と言う方が案外多くおられます(笑)。

②妄想に生きることを止める。

夫が家事や子育てを手伝ってくれないと不満を持つ妻がいるとします。
そこでその奥さんに「御主人に手伝ってくれるように言いましたか?」と尋ねると、大抵の奥さんは「言わなくても気づくべきです」とか「言うだけ無駄だと思って諦めています」と言われます。
この世の中に言わなくても分かってくれる人は一人も存在しません。
世の中は「百回言って、ようやく一回分かる」人々ばかりなのです。
結局、分からせるための苦労を自分が背負うのがいやで、自分は楽をしたいのです。
これではいつまでも経っても問題は解決しません。

③責任を引き受ける。

ある奥様は、御主人は良い方なのですが、ちょっと神経が行き渡らず、ときどき言ってほしくないセリフを口にすることがありました。
それでその奥様はどうしたかというと、一回一回その場かぎりで「このような言い方は傷つくから止めほしい。代りにこのような言い方だったら受け入れることが出来る」と御主人を教育されたそうです。
その甲斐あって「今はとても幸せです」と仰っておられます。

他者に対して依頼心をたくましくしている限り、幸せはやってきません。
自分が骨を折る覚悟をして、飛び込んで行くことです。

2.目標を明確化する

①あなたがたどり着きたいゴールはどんなものか?

ときどきご自分がどうなりたいのかはっきりしていない方がおられます。
漠然としている理由は色々ありますが、一つははっきりさせるとリスクを負担しなければならないので、それがいやというのがあります。

たとえば京都の大学に行けば、東京の大学には同じ期間は通えないわけです。
このように何か一つを選ぶということは、他のものを捨てなければならないことでもあります。
これが嫌でどうなりたいかをはっきりさせないのです。

先程の御夫婦の例で言えば、御主人に人の気持ちが分かる人になって貰いたいという明確な願いを持てば、今度は「では自分は何をするべきか」という問題が出て来ます。
これは苦痛を伴いますし、何より自分の中の甘えを払拭する必要があります。
甘えとは「言わなくても分かってよ」というとんでもない的外れな希望を人に押しつけることです。

②到達可能性は?

たとえば御主人に家事を手伝ってもらいたいという目標がある時、その家事手伝いの内容に何を含ませるかということです。
洗濯と買い物と掃除で良いのか?それとも料理まで含ませるのか?
その場合、御主人が料理がうまくなる可能性はどのぐらいあるのかを考えます。
怒りたいのを我慢して御主人に料理を教えても、うまくなる可能性が余りないなら、我慢しただけ損をします。
それならばいっそのこと、料理は諦めるというのも現実的な選択となる訳です。

3.スタートとゴールを線で結ぶ

①どうやって現実と目標を結びつければ良いのか?

結びつけるのが困難なものは沢山あります。
身近ではダイエットがそうです。
太っている自分という現実と痩せたいという目標は明確です。
しかしいくら明確でも、現実と目標を結びつけるための手段を持っていないと白昼夢で終わってしまいます。

②地図と導き手

地図とは、ダイエットの場合ですと、効果があって体に悪い影響を与えないダイエット方法を見つけることが、それに当たります。
導き手とは、励ましてくれる人ということです。
聖霊なる神様がそうですし、まわりの仲間たち、家族のものなどがそれにあたります。
自分一人では討ち死にする可能性が大きいということを知らなければなりません。

③日々の小さいなことから始める。

「明日から始める」と言う方が時々おられます。
でも、明日は一生やってきません。
なぜなら、明日がやって来ると、それは今日という日に姿を変えているからです。
ですから骨が折れても、面倒くさくても、今日という日から始めなければ意味はありません。

◎自分の置かれた現実を受け入れたうえで、目標をはっきりと定めて、毎日を丁寧(ていねい)に生きることが、満足のある人生を生きる秘訣です。

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