人と比較しない人生

イエスがペテロの人生の最後がどうなるかを暗示的にお語りになったとき、ペテロはトンデモ勘違いな質問をぶっ放してしまいました。
それは丁度イエスのお側にいたヨハネを見て、イエスに「この人の最後はどうなりますか?」と質問したのでした。
いや~、人間って、みんな同じですね。
イエス様は占い師じゃないんだから(笑)。

不満足人生を生きたいなら、人と比較する人生を精一杯生きることです。
しかし「足ることを知る」人生を生きようと願うなら、人と比較することを金輪際止めることです。
そこで今日は皆さんとご一緒に、どうしたら人と比較しないで生きることが出来るかを考えてみたいと思います。

1.「そのまんま」と「ありのまま」は違うこと。

①そのまんまとは、気づきがなく言葉遊びの世界で自分ごっこをしているのに過ぎません。

これは一言で言うなら「どうでもいい」ということであり、自分の行いをそのまま肯定してしまうことです。

②ありのままとは、気づきを得て「自分自身」という存在を受け入れることです。

気づきとは、今までその存在を気づいていなかったのが、あることをきっかけにしてその存在が重要な意味をもつのを悟ることです。

③言うまでもないことですが、そのまんま人生とありのまま人生では、その最後が全く違います。

そのまんまの方は不満だらけ、恨み・怨念まみれですが、ありのまま人生は満足と感謝・平安・喜びです。
言葉遊びと屁理屈と詭弁で自己を正当化しても、自分自身を騙すことは出来ません。

2.自分の成長の度合いを比較する。

①人は自分自身という存在をありのままに受け入れると、成長への欲求が湧いてくるようになります。

小学校の運動会で徒競走が「ビリになった子供がかわいそうだから」という理由で徒競走そのものを止めてしまったり、みんな一位として表彰するということがありました。
皆さんはこれは正しいことだと思いますか?
ありのパパは「競争、上等やないか」と考えています(笑)。
なぜなら人は自分自身をありのままに受け入れると、無限に成長したくなるからです。
なぜでしょうか?
それは今までは他人との比較という物差しで自分を計っていたので、他人に負けると卑屈になり、勝つと思い上がるシーソー人生を送っていたのです。
それがその物差しを捨てて、新しい物差しを手に入れた人生は、上がったり下がったりしませんから、エネルギーの無駄遣いがありません。
それで内的エネルギーが外側に向かって流れ始めたというわけです。

②そのための努力は楽しいものであり、いくらやっても疲れません。

人に負けたら生きていけない、人に勝たないと満足したらいけないと思っている人がする努力は、本当はしたくない努力であるのです。
しかし他人との競争から解放された人生は、自分がちょっとでも成長するのが楽しくて楽しくてしようがないのです。
同じ人生を生きるのなら、しんどい人生ではなく、楽しくて仕方がない人生を送りたいものです。

③成長の度合いを自分の存在基盤としないこと。

自分の成長度合いを存在基盤とすることは危険なことです。
私たちの存在基盤は、ありのままで自分自身を受け入れたというところにあります。
もし自己成長に存在基盤を置くと、ぐんぐんと成長できているときは良いのですが、成長が止まれば自分を責め始めます。
若い人々は万能が強く、内心「やれば出来る」と考えていますから、ちょっと刺激するとすぐに本音があらわになります(笑)。
でもね、人間って、そんなに成長するものではありませんよ。
成長もいつかは止まってしまうかもしれません。
それでも満足する人生を送る秘訣は、ありのままを受け入れること以外にありません。

3.他人と比較しない。

①他人と比較した瞬間、人生は緊張を強いられ、リラックスできなくなり、ちっともありのままではなくなります。

②他者と自分を比較しない秘訣は、

a.自分自身をありのままに受け入れていること。
b.自分の成長の足跡を振り返って、神様に感謝を献げること。
c.他者の結果に対して、共に喜び、栄光を神にお返しすること。

③死と、死後の世界を常に自覚すること。

もし人生が、この世だけのものであるなら、必然的に人生は競争であり、弱肉強食の人生観が支配するようになります。
しかし真実はそうではなく、『全ての人に死ぬことと、死後に神の裁きを受けることが定まっているのです。』[ヘブル9:27]
このことをしっかりと頭に入れて人生を歩むなら、決して他人と自分を比較して、傲慢になったり卑屈になったりすることはありません。

◎「ナンバーワン」を求める人生ではなく、「オンリーワン」の人生を生きたいものです。

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