試練はチャンスの女神の仮の姿

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ありのパパの全くの個人的感想に過ぎませんが、イエス様はときどき無理難題を人に押しつけて、人が困った顔をするのを楽しんでおられるのではないかと思われるときがあります。
しかしそれにも、納得できる理由があります。
今日はピリポに突然襲った試練を通して、私たちの生き方を考えてみたいと思います。

ヨハネ福音書6章1節~15節は、何千人もの群衆にどうしたら食事を与えることが出来るかと、イエスがピリポに質問している個所です。
ピリポはビックリ仰天し、建前としての信仰は吹っ飛び、彼の心の中にある本音があらわになります。

試練というものは、出来るはずのないものを、どうしてもやらなければならないという形でやってくるものです。
出来ないと言っても良いのですが、それではチャンスの女神は私たちを素通りしてしまうことになります。

1.自分の問題として受け止める。

ピリピもイエスに声をかけられるまでは、大群衆の食事のことなど知ったことではないと思っていたかもしれません。
しかしまさかイエス様に向かって「おらぁ、知らね~」とも言うわけにはいきません。
それでありったけの出来ない理由を述べました。
考えられる限りの言い訳を話しているうちに、ピリポの心の中で変化が起きます。
それまでは群衆の食事の世話は誰か他の人がやるべきこと(多分イエス様)だったのが、言い訳しているうちに群衆の食事の世話は自分の問題であるという意識に変わってきます。
ひょっとしたら、これがイエス様流の指導者養成術であったかもしれません。

2.自分の問題とすることが出来たら、今度はその問題を神の問題とする。

自分の手に握ったままでは、その問題はそのままです。
しかしその問題をイエスの所に持っていき、神の問題とするなら、問題は必ず解決します。
なぜかって?イエス様は人々の問題を解決するのがお好きだからです(笑)。
聖書の記事を見ても、ピリポに質問していますが、最後はご自分がリーダーシップをとっておられるのです。
「それなら、はじめからリーダーシップを発揮してよ」と思われるかもしれません。
しかしまず初めにピリポの問題としなければ、ピリポが困っているのを見て、アンデレが動き、弁当を持っている少年を連れてくるということもなかったでしょう。
初めから神様が何とかしてくれると髙を括っているなら、アンデレは動かなかったと思います。

教会の中でも「神様が必ず解決してくださる」とよく言われます。
これが真の意味で言われていれば良いのですが、よく聞いていると、どうやら「大丈夫だよ。私たちがあせらなくても神様が何とかしてくれるから」と言っている場合が多くあるのを気づきます。

3.この方程式は私たちが抱えている問題でも有効です。

①まず目標を立てます。

すると目標を実現しないといけないと思いますから、どうしたら良いだろうかとなります。

②次に出来ることから実践していきます。(これが少年の弁当に当たります)

見ているだけの人は無責任にも「こんなことしても、なんにもならない」と分かったようなことを言います。
しかし五つのパンと二匹の魚だって、この基準で言えば、なんにもならないのです。
しかし少年の弁当は成人男性だけで五千人の腹を満たすことが出来ました。

本質はいつでも同じです。
こんなことをしても何にもならないと思えるような小さなことから始めることです。
神様はその小さなことを用いて大きな業をなし遂げてくださいます。

③白昼夢のような目標を立てないこと。

いくら神様が実現してくださるからと言って、現実を無視したような目標を立ててはなりません。
キリスト教会はこの様なことをするのが得意です(笑)。
そして目標を達成できなくても、誰も問題にしません。
それは初めから誰も達成できると信じていなかったからです。
信じることが出来る範囲に目標を置くことです。
また最終目標をいきなり、目標にするのではなく、次の段階の指標を目標とすることです。

④現実にこだわりすぎないこと。

目標を立てたと言うので、聞いてみると年間5%の目標を立てたという人がおります。
この目標を達成するのに、神の力は必要でしょうか?
人間の力だけで十分可能だと思います(笑)。

会社などで、達成できなかったときに責任を問われないために、このようにすることがあります。
これだと目標を立てる必要は余りないようにも思えます。

◎目標を立てて自分を追い込み、問題を自分のものにし、小さいことから始めることによって、問題を神の問題としていただきましょう。
そうしたら、私たちは目の前で神の奇蹟を体験できるようになります。
祝福を祈っています。

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