六尺褌の作り方(その2)

今日はふんどしの作り方について書きます。

多くの方が褌を自作しようと考えています。
それはそうでしょう。
西洋股引き(ももひき=パンツのこと)でも今どきなら千円も出せば、高級品が買えるというものです。
それが縁(ふち)を縫っただけの褌が、千円以上します。
これは市場が小さいのでコストを下げることが出来ないので、人件費が影響して売値に跳ね返っているのでしょう。
それなら手作りというか、自作しようと考えるのは当然です。

ありのパパは腰痛予防のため六尺褌を締めるようになりました。
きっかけは夏の暑さにコルセットを装着することによる痒(かゆ)みに耐えかねたからです。
六尺褌の作り方について解説し、合わせて六尺褌を締めることによる健康上のメリットもご紹介します。

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1.褌の作り方

①布地は何がいいか?

褌に使う生地は晒(さらし)が一番でしょう。
というか晒以外は手に入りにくいのが現実だと思います。
(ガーゼでも作れます。)

市販の褌はカラー木綿と呼ばれるもので作られている場合が多いようです。
特徴は締め心地が柔らかく、晒に比べると物足りなく感じます。

カラー新モスと呼ばれるものがありますが、これは洗濯するたびに色落ちし、他の洗濯物に色移りしますので注意が必要です。

②どこで手に入れるか?

一番容易なのは、祭り専門店です。
祭り専門店が近くにない場合は、ごく一般的な洋品店ということになります。

アマゾンでも購入できます。
ありのパパはこの晒を使っています。

③どうやって縫うか?

全幅の場合は縫う必要はありませんが、自分に合うサイズに生地を切り取った場合は縫う必要があります。
その場合はミシンで縫うことになります。
切り取った側だけを縫うのではなく、両方を縫います。
切り取った方だけを縫うと、縫わなかった方がペラペラになり、伸びてしまうからです。
(追加訂正:一年程度で雑巾にするなら片方だけで十分です)
なお両端(生地の短い辺の方です)は縫う必要はありません。
縫ってしまうと、かえって締めるときゴワゴワして邪魔になります。

なお、ミシンはギザギザ縫いがきちんとできるものであれば、何でも構いません。
しかし通信販売などで安い値段で粗悪品を売っているところが多くありますので、注意が必要です。
ちなみに「通販生活」(カタログハウス)というところで売っているミシンは三万円しますが、実にきれいに縫えます。

もう一つの方法は近所の洋服直しのお店に縫製をお願いするやり方です。
ありのパパは現在はそうしています。
価格は六尺褌8本分で二千円でした。
これだと出来上がりは市販品と同等かそれ以上、価格は一枚あたり562円であり、自分でつくるのと、市販品を購入する場合のちょうど中間ということになります。

④褌の幅をどうやって決めるか?

ふんどしを腰痛予防のために締められる方は全幅(ぜんぷく)が良いと思います。
幅が短くなればなるほど、腰痛予防の効果は少なくなっていきます。

しかし全幅の場合ですと、ズボンをはくことを考慮すると、あまり実際的ではないかもしれません。
というのはタイトなズボンの場合ですと、外から褌を締めているのが分かるかもしれません。
また新幹線などの硬めの座席に座るときの違和感は尋常ではありません。

ということでご自身の腰痛の程度と、日常生活の様式を考慮して、丁度いい幅を見つけるのが一番だと思います。
ちなみにありのパパは現在は腰痛も落ち着いていますので、幅22cm(ウエスト76cm)のものを締めています。

⑤一反(いったん)の生地から何本の褌が作れるか?

標準で四本とれます。
その場合、一本が250cmになります。
現代の日本人の体型を考えると六尺ではなく七尺が適当です。(七尺は260cmとなります)
そんなに高いものではありませんから、初めは三本で作り、自分で締めてみて、両端が余るようであれば切り取れば良いでしょう。

⑥市販品を購入する

ここまでお読みになって「やっぱり手作りは手間がかかるな」とお思いになった方もおられるでしょう。
そのような方はアマゾンなどで比較的安く購入することも出来ます。
ここのものはカラー木綿で作られています。

ここからは褌を常用していて気づいたことを書きます。

2.褌の効果

a.褌はいびき防止にも効果があります。

いびきは仰向けに寝ているとき、気道がべろに塞(ふさ)がれることによって発生します。
六尺褌を締めて寝ると、仰向けになると褌の縦の部分が布団と自分の体に挟まって、痛いというか違和感を感じます。
そのため眠っていても、自然に横向きで寝るようになります。
それでいびきをかかなくなるという訳です。

いびきというと皆さんはなんでもないと思うかもしれませんが、睡眠時無呼吸症候群と聞けばドキッとするのではないでしょうか。
この睡眠時無呼吸症候群は眠りの深さを浅くし、体の各器官に与えるダメージも大きいといいます。
実際ありのパパも褌をして眠るようになってから、深く眠れるようになったというか、睡眠の質が改善されたのを感じています。

b.褌は前立腺疾患にも効果がある(かもしれない)(笑)。

褌の股下を通る部分が、前立腺にも絶えず刺激を与えます。
これが前立腺に良い影響を与えているのではないでしょうか。

男女とも更年期を過ぎると、病気のデパートとも言える状態になりがちです。
今でこそ、前立腺ガンは最も回復率が高いガンということになっていますが、以前はそうではありませんでした。
前立腺は二つあり、片方が病気になると前立腺ガンとなり、もう片方が病気になると前立腺肥大になるのだそうです。
栄養が行き届いていない時代では、歳をとると前立腺は小さくなっていったのが、今は栄養過剰が理由で肥大すると言われています。

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