人々の必要に答える(その2)

ありのパパが学んだキリスト教カウンセリングは「人間成長のためのカウンセリング」でした。
しかし現場に出て受けた相談は「子供が学校に行かなくなった。どうしたら良いか?」という親御さんや、性的な問題に悩む若者たちからのものがほとんどでした。
どこを探しても「人間として成長していくためにはどうしたら良いか?」などという高級な(?)相談はありませんでした。

初日の仕事が終わったその日、市内で最も大きな書店の心理学のコーナーでセキュラー(キリスト教信仰に立っていないという意味)のカウンセリングの書籍に片っ端から目を通しました。
そこには確かに私が学んだことのない、性的嗜癖(しへき)の問題や、登校拒否についての事柄が書かれてありました。
それでカウンセリングをまた一から学び直すことにしました。

もちろんコアになるものはすでに持っていましたから、これをどのようにして様々な問題に適用するのかを学び直したわけです。

それで気づいたことは、教会でカウンセリングをやっていたときは、カウンセラーとクライアント(相談に来た人)の役をお互いが了解してやっていたように思いました。
要するにカウンセリングごっこに過ぎなかったのでないかということです。

今は逆に、あまりにきれいごと過ぎる悩み相談ですと「もっと深刻な悩みがあるんじゃないの~」などと、つい下衆(げす)の勘繰(かんぐ)りをしてしまうほどです。

カウンセラーをやっていて最も多かった相談を書いてみます。

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1.母親からの相談

相談に来られるのは、母親が圧倒的に多いです。
内容は子供に関してのものです。
登校拒否。家庭内暴力。薬物依存。いじめ。
(これはありのパパが、ある県で相談員をしていた当時のことであり、現在は変わっている可能性があります。)

2.子供からの相談

子供からの相談で一番多いのが、性的な事柄です。
だれも「人間として成長するためにどうしたら良いか」などとは相談に来ません(笑)。
性的欲求の強い時期ですから、それが当たり前のことなのです。
若い人々はそのことを少しも恥じることはありません。
かえって胸を張って、堂々としていれば良いのです。
ありのパパが応援します!

3.父親からの相談

父親からの相談の第一位は、妻に関しての問題です。
妻が新興宗教に走ったなど。
(父親からの相談はごくまれでした)

なぜこのようなことを書くかと言いますと、案外クリスチャンは人々がどんなことで悩んでいるかを知らないのではないかと思うからです(かつてのありのパパがそうであったように)。

◎相談に来られたら、躊躇せず相談に乗れるお互いでありたいものです。

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