典型的なアダルトチルドレンであるヤコブ

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1.ACになる理由は何か?

似たような環境に生まれても、誰もがアダルトチルドレンになるわけではありません。
その証拠に、ヤコブの父のイサクは(コミニュケーション能力に問題はあったとしても)健全な大人でしたし、アダルトチルドレンの典型のようなヤコブに育てられたヨセフはまれに見るバランスの取れた人間でした。

ある人はアダルトチルドレンになり、ある人はなぜならないのかの本当の理由は分かりません。
しかし考えるのに助けとなる幾つかの条件があります。

①家庭環境
②遺伝的素質
③本人の継続的意志的選択

家族の中に精神疾患を患っている者がいても、必ずしもその家族の者全員が精神疾患になるわけではない理由が➂の本人の意志的選択とされています。

2.人をだます者は、自らも罠に陥る

赤い色眼鏡(いろめがね)を掛けていれば周りが赤く見えるように、人をだますという色眼鏡をかけていると現実認識がみな「だまし色」に見えるようになります。
赤い色眼鏡をかけていると、周りの風景から赤色をした物を見つけることができなくなります。
なぜならみな赤く見えるからです。
同様に自分が「だまし色」の色眼鏡をかけていると、周りの人々の中の誰が自分をだまそうとしているかが見えなくなります。

○人をだましてでも自分が得しようとする生き方は結局、自分が人にだまされてしまう生き方です(笑)。
(これは人をだまそうとしない者は、だまされないということではありません。当然のことながら慎重さを欠けば、やはりだまされます)

3.要望を出すとき、初めから条件をつける

健全な人は初めは無条件で要望を出します。
そして交渉が続く中で、相手から出された条件を忖度(そんたく)し、双方にとって飲める条件で折り合いをつけます。
これに対してアダルトチルドレンは初めから条件交渉に入りがちですから、足元を相手に見透かされてしまい、圧倒的に不利な立場に自分を置くことになります。
ここを読んでいて「俺、そうだ。私もそうです」と思い当たるふしのある方も多いのではないでしょうか。

◎創世記の29章から31章を、アダルトチルドレンとしてのヤコブが繰り広げる珍騒動として読んでいくと、意外に面白く読め、教えられることも多いです。
逐語訳の聖書ですと「何を言っているのか、さっぱりわからん」ということになりかねませんので、原意に忠実に訳された現代訳聖書やリビングバイブルを使って聖書をお読みになることをお奨めいたします。

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