キリスト教会の人権侵害の原因と防止策を考える

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①見て見ぬふりをする教会の隠蔽(いんぺい)体質

プロテスタント教会には、他の教派・教団・教会のことには口を出すべきではないとの暗黙の了解がありました。
今もあります。
たとえば聖公会と日本キリスト教団という教団があります。
これに所属する牧師がマインド・コントロールを行い、信徒を抵抗できない状態にしてレイプした事件がありました。
マインド・コントロールから脱した信徒が裁判に訴え、信徒側全面勝訴の判決がおりました。

②レイプ裁判後の教団の反応

聖公会はその牧師を罷免せず自主退職としました。
日本キリスト教団の方はもっとひどく、なんと今もその教会の牧師にとどまり続けています。

聖公会では事件を教団ぐるみで隠蔽(いんぺい)しようとしたとして、これを追及する動きがありますが、その先頭にたつ牧師に対して辞職するようにとの圧力が内部から掛かっているようです。
レイプ犯罪を起こした牧師はおとがめなしで、レイプ被害者保護にたつ牧師には退職を迫る。
これでは物事の順序が逆でしょう。
またレイプ被害者のカウンセリングなどもなされておらず、ほったらかしにしているようです。
要するに「裁判なんかに訴えやがって、おぼえてろよ」ということらしいです。

これはキリスト教ではありません。
良く言って『キリスト教の皮をかぶった結婚式場、保育園、幼稚園』でしょう。
もちろんこれらの教会のホームページには、何も知らずにうっかり自分の子供を送ったりすると、園長先生からレイプされるかもしれませんなどとは書かれていませんので、念のため。

③静岡県の単立教会の牧師のケース

その教会が(犯罪を犯すまで)所属していた教団の指導者が、教界の長老にあたる牧師に問題解決のために協力してほしいと訴えたとき、この長老牧師は言い放ちました。
「あなたと私は所属する教団が違うのですから、お断りします。今から神学校で教えなければならないので失礼します」
そう言いつつ、この牧師は裁判では犯罪を犯した牧師の側につきました。
この牧師は神学校で「レイプしたら、もみ消すんだ」とでも教えているのでしょうか。

信徒一人ひとりは神の作品であり、神から与えられた不可侵の人権があるのです。
その人権が著しく侵害されているというのに、何を言っているのでしょうか。
かつてキリスト教会は、聖い生き方、聖い歩みを説いてきました。
しかし今やキリスト教会は、未信者よりも悪い存在になりはててしまいました。
ちなみにその長老牧師はホーリネス派の教団に属する方です。
ホーリネス派です、コリント教会ではありません。
これからは心の中でホーリネス派と聞くたびに、コリント教会と脳内変換しなければならないかもしれません。

④教会内の人権侵害の防止策を考える

第一に他の教派・教団・教会のことに口を出さないという態度を、キリストにある兄弟としてふさわしくなかったとして悔い改めることです。

第二に人権侵害が行われないように監視する機関の設置が必要です。
教団単位では不十分です。
なぜなら聖公会にも人権侵害を監視する委員会がありますが、今回の事件では何ら機能しませんでした。
身内でかばいあう意識が、神に従う信仰より優先されたようです。
「彼らは神よりも、人の顔を恐れた」(聖書)

第三に情報公開をする必要があります。
これは集会の様子をインターネットで流すということではありません。
むしろこれは隠れみのに使われているふしがあります。

レイプ被害などを訴えた信徒があらわれた場合、内部で処理しないで公の機関で受け付けるようにします。
そして経過を被害者の同意がある場合は公開します。

第四に過去に性犯罪を犯した経歴のある牧師を、インターネットに告知する。
アメリカでは小児性愛の犯罪者を中心に、その犯罪者が今どこに住んでいるかをネットを通して知ることができます。
つまり親は自宅の近くに、子供が通う学校の近くに、遊びにいく公園の近くに、性犯罪の前歴を持っている者が何人いるかをネットで検索できます。
日本でもこのようにすることによって、自分の子供たちが通う教会学校・保育園・幼稚園・教会に性犯罪の前歴を持った牧師がいないかどうか、事前に調べることができます。

◎罪人によって構成されるのが教会なのですから、問題が起きるのは当然であるとの理解に立ち、防止策をあらかじめ用意しておくことが必要です。