WITHOUT A TRACE / FBI 失踪者を追え!

今日はインターネットで見れるドラマのご紹介をいたします。
題名は「WITHOUT A TRACE / FBI 失踪者を追え!」です。

ドラマは行方不明者を探し出す部門に働くFBIの人々を描いております。
FBIものであるにしては、はらはらドキドキは余りありません。
サスペンスが苦手な方も安心してご覧になれます。
話の中心は、日常生活の中では出てこない、人々の奥の深い悩みが一つ一つ描き出されます。

ありのパパが一番感動した回は、カトリックの神父さんが話の中心になる回のものでした。
その神父さんは若いときはチンピラであり、麻薬の売人でした。
警察に捕まりそうになり、必至で逃亡しているときに、少年を車でひき殺してしまいました。
彼は少年を助けることをせず、見殺しにしてしまい、結局少年は死にました。
その事件をきっかけに彼は、更生の道を歩み、遂には神父になるのでした。
そんな彼が治癒が難しいガンに掛かります。
余命幾ばくもない彼ですが、警察から交通事故で死に掛かっている人のため、祈りに来てくれないかと連絡を受けます。
その交通事故の現場では、今にも息を引き取りそうになる被害者に、加害者の男が「許してください!避けきれなかったんです。」と絶叫しています。
そんな光景を見て、彼(今は神父となっている男)は、心にしまい込んでいた自分がひき殺した少年のことを思い出します。
そして忽然と彼はその場から姿を消したのでした。

ここからFBI捜査班がお出ましとなるのですが、彼が末期ガンであったことや、信徒の子供に性的虐待をくわえていたのではないかとの疑いが浮上します。
様々に輻輳する情報を取捨選択しながら、FBI捜査班は真実に迫っていきます。
ネタばれで申し訳ないのですが、最後に彼を見つけ出し、「病院に行けば、臓器提供者から臓器をもらえるから、今すぐ病院に行こう。」と言う捜査官に向かって、神父の男はこう言います。「いいえ、何十年かかって導かれた結論です。今こそ私は神に従いたいと思います。」
そして神父は自分がひき殺した少年の家のドアをノックし、少年の母に赦しを請います。
宗教の偽善性に強い嫌悪感を示していた捜査官が、その様子をずっと目を見開いて見つめているところで、ドラマは終わります。

こんな調子で一話一話が、本当に考えさせられる物語構成になっています。
アメリカならではかも知れませんが、宗教に対してまじめな態度をもって接していることに大変好感を覚えます。
どうぞ皆さんもご覧になって見てください。

視聴方法を簡単に説明します。
まずGyaO!「失踪者を追え!」をクリックすると番組の一覧があらわれます。
その中からお好きなものをクリックすると、映像ウィンドーが現れます。
全画面でご覧になりたい方は、映像ウィンドーの右下にある薄ピンク色のボタンを押すと、瞬時に映像ウィンドーがディスプレー一杯に拡がります。
なおインターネットエクスプローラーとFirefoxで視聴可能です。
GyaO!は無料で見ることができます。


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